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箏の波 kotonoha
2024年2月20日 18:07
邦楽器を使った曲を作る、西洋音楽の作曲家さん達のグループ、〈邦楽2010〉によるコンサートです。前回は2021年10月に第10回が開催され、お邪魔しました。いろんな曲が次から次へと登場し、とても楽しかったことを思い出し、今回も足を運びました。 作曲家の方は、普段は、ご注文があって初めて、曲を作るのでしょうか。依頼者の意向や、制約の中で作曲されることが多いのかなあと思います。 この「音
2021年10月19日 14:46
二十五絃箏。これまで見たことも聴いたこともあります。しかし、先日聴いた演奏会で、改めてこの楽器の持つ力を思い知らされました。風にそよぐ草花、キラキラ輝く小川のせせらぎ、地球を洗い流すほどの激しい雨風、聞こえないはずの雪の降る音、星の瞬き。時には美しい主旋律、時にはそれに静かに寄り添うハーモニー。人々の優しく暖かい感情、心の奥底に潜む激情。この世に存在する森羅万象も、存在しない未知な
2021年10月19日 10:29
「下野戸亜弓 現代箏曲の世界」行って参りました。素晴らしかった。4曲いずれも。音楽を聴いたと言うより、上質な映画を見た気分。作曲家それぞれに依頼されたとのことだが、プログラム全体で一つの物語を感じる。凜とした歌、朗々たる語り、美しい音色、圧倒されるほどのテクニック。その美しい響きをすべて忘れて、目の前に広がる曲の世界に吸い込まれ、心が震える。風そよぐ穏やかな春の景色。静かに沈み
2021年10月19日 10:10
箏の波では、お箏を弾かない方にも、日々、箏の音色を楽しんでいただきたく、演奏会情報をInstagramやアプリでご案内しております。 是非足をお運びいただきたいのですが、弾かない方にとっては、聴き慣れない演奏会。どんな世界が繰り広げられているの? 何がそんなに楽しいの?様子が分からないと、なかなか足は向かないと思います。そこで、マガジン「客席からの眺め」にて、ワタクシ
2021年10月17日 09:06
「音のカタログ」行って参りました。作曲家さんたちの、「私たちこんな曲書いています」という見本市です。今回は10回記念ということで、全12曲が並んでいます。パンフレットには、1曲につきA41枚、作曲家ご自身による、曲・作曲家・演奏家の紹介が差し込まれています。みなさん、「依頼されて」ではなく、ご自身の想いを込めた曲を発表されています。そして、一流の奏者の方々が、それを音にして私たち