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初語から17ヶ月まで〜あかごの発語分析〜


子ども食堂なう2024

・前置き:その子その子の課題があるだけ
・子育てをより良くする試み
・語彙リスト作成のルール
・獲得語数とその分析
・発語以外の要素の分析

あかごちゃんの初語から、1歳5ヶ月まで獲得してきた語彙を記録してきた。大切なデータを分析してみた。何回かに分けて記事を投稿する。

前置き
前置きすると、あかごは言葉が早い方だと思う。もしかしたら自分の子の発語に悩む親御さんもこの記事を見ていてくれるかもしれない。ついつい比べてしまうのが親心だ。でも、決してあかごと比べないで欲しいと思う。幼児の発達について調べると、発達は早ければ良いというものではないことがわかってきた。この辺も後述したい。

あかごにはあかごの課題があるというだけだというのが、今回の一連の記事の要旨だ。なうなりにあかごの発達を喜び、憂いている。他の親たちと同じように。

これは客観的にあかごの成長を測ることで、育児をより良くする取り組みだ。一例として楽しんで欲しい。

語彙リスト作成のルール
客観性を高めるために、話した語を語彙リストに加えるのは、きちんと発語したと確認できた時のみにした。発音が不明瞭な場合は何度か発語しているのを確かめてから一語としてカウントしている。また、おうむ返しは含めず、自発的に発語できた時だけリストを更新している。同じ音で複数の意味を表している言葉は一語としてカウントしている。

獲得語数とその分析
あかごの総獲得語彙数(11ヶ月〜17ヶ月)
⇨  74語
17ヶ月時点での男児の平均獲得語彙数は9.9語
(ちなみに女児はその約倍獲得する)

①11ヶ月〜14ヶ月期
数語獲得しては、やがて話さなくなっていた。また、この時に2語文を話すも、長いフレーズを暗記している印象だった。

②15ヶ月〜17ヶ月
1ヶ月の獲得語彙が一気に20語前後に伸びる。語の定着は良くなっていているものの、失われる語も多い。2語文を作れるようになる。

失われた語も多いため、常に使っている語は17ヶ月時点で25語程度だった。

発語以外の要素の分析
総獲得語彙数はかなり多い結果になった。ただし応答の指差し(わんわんはどれ?と聞かれて答える)が出たのが16ヶ月、身体部位を提示するのが17ヶ月と平均と比べて非常に早いとはいえなかった。言語理解よりも、言語表出が得意な印象がある。途中で失われる語彙の多さから言っても、間違えても良いからとにかく発話してみるタイプではないかと思っている。

次回獲得語彙の内訳について考察する。

みてね⭐️

↓参考にしているサイト
作業療法士さんがエビデンスを用いて幼児の発達について解説してくれています。今回の17ヶ月時点での平均総獲得語彙数のデータはこちらから拝借しました。自分でも調べろよという感じですが、そこまでいけませんでした。後日調べて更新します💦

子ども食堂とは
様々な事情で食事が摂れない子ども達に無料または安価に食事を提供する取り組みです。色々な媒体で特集が組まれているので是非注目してみてください。

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