見出し画像

11月4日5日伊勢神宮「倭姫宮」100周年!ことの葉綴り一〇六五

『元伊勢・倭姫命を訪ねて』のヤマトヒメさま

皆さん、秋の名月、明日が十五夜の満月ですね。
今月出版された『元伊勢・倭姫命を訪ねて 伊勢神宮に天照大神を祀った皇女の物語』(晶文社)』は、
大型書店さんや、Amazon、電子書籍もあります。
どうぞ、宜しくお願いいたします。


そして、この本の“主人公”でもあるヤマトヒメ(倭姫命)さまは、何をされたかたかといいますと……。

今から、約2千年前、天照大御神(ア、マテラスオオミカミ)さまを、永久にお祀りするところを探して長い旅をされて、伊勢の地に、大神さまをお祀りされたのです。
そして、このヤマトヒメ(倭姫命)は、大正十二年十一月五日に、伊勢神宮の内宮と外宮のちょうどあいだにあたる、倉田山に、内宮の別宮として「倭姫宮(やまとひめのみや)」が、ご創建されて、そちらにお祀りされたのです。

そう、なんと、今年でご創建100年!!
しかも、11月5日で100周年にあたるのです!!

『元伊勢・倭姫命を訪ねて』には、ヤマトヒメさまが伊勢の神宮をご創建されるまでのことや、その後も、祭祀、ご神饌などを定められて、伊勢の神宮の「元」となられたことが紹介されています。

倭姫宮百周年記念奉祝行事!

 倭姫命さまの講演とシンポジウムも開催

2023年11月4日(土)と5日(日)
「倭姫宮」100周年を記念してのご神事と、さまざまなお祝いの行事が行われます。

4日(土)朝10時~伊勢神宮の内宮の参集殿にて、
共著である櫻井治男先生(皇學館大學名誉教授)の講演会があるのです。
「時空をつなぐ倭姫命~倭姫宮ご鎮座百周年に寄せて」

内宮の参集殿は、宇治橋を渡りご神域に入り、参道の左手にあります。
お参りをされた後、お守りなどを授与してもらえる売店もあり、休憩所もあります。
その2階に、講堂があり、こちらでの講演になります。


倭姫命さまにちなんで名づけられた御喪裾川

4日(土)11時半~同じく参集殿の講堂で
「これまでの100年、これからの100年」
と題したシンポジウムが行われます。
出席者は
櫻井治男先生
伊勢の神宮の神宮司庁広報室次長の音羽悟
さん
倭姫宮御杖代(みつえしろ)奉賛会会長 牧戸福司さん。
コーディネーターを文筆家で、皇學館大學講師の千種清美さんがつとめられます。

ほかにも、倉田山の倭姫宮近くの神宮徴古館前には特設舞台が設けられて、4日・5日と、神恩太鼓をはじめ、さまざまな奉祝演奏があります。
4日(土)の午後4時からは、
雅楽師の東儀秀樹さん・東儀典親さん父と子による奉祝演奏も!!

皆さん、もし伊勢参りされるなら、ぜひ、倭姫宮の100周年のお祝いの行事にも参加なさってみてください。
私もきっとうろうろしています(笑)
『元伊勢・倭姫命を訪ねて』もどうぞ、宜しくお願いいたします。


伊勢神宮 内宮(皇大神宮)の朝日

いいなと思ったら応援しよう!