一食抜いてみる。

一日3食は食べ過ぎだという話はよく聞いていた。
そして朝食を抜くことを勧められていることも。
しかしながら、炊き立てご飯とお味噌汁、お漬物の誘惑になかなか勝てずにいた。
何しろ、先月から糠床を始めてから毎朝自家製のぬか漬けが食べられるのだから、これは外せない、と。
しかも朝食はもはやルーティン化していて、ご飯とお味噌汁を無意識によそってしまう。

それでもそんな誘惑やルーティンやをかいくぐって一度やってみようではないか、今朝はそう思った。

結果、朝食を抜くとゆったりとして時間が流れることに気づいた。
何しろいつもならば食事をしながら、子供にも食事をさせるという忙しい時間だが、自分は食べないのだから子供たちの食事の様子をゆっくりと眺めることも出来るし、介助もスムーズに出来る。
洗う食器も少なくて済むので、その他の朝の準備に時間を割くことも出来る。
私のお腹は終始ぐーぐー鳴っているが、頭は冴えていて身体も軽いので朝から活動的な時間が過ごせたのもよかった。

一日だけだったが、これは確かにいいかもしれない。
効果に関しては続けてみないとなんとも言えないが、続けるにはまずは始めることから。
さて、明日も誘惑と習慣の力に勝てるのか、それが一番の問題である。

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