菌の声を聴くー音楽と菌ちゃん
娘の部屋からクラシック音楽が聴こえてくる。
「音楽を聴きながら部屋でゆっくり本を読みたいの」
と言って図書館でCDを何枚も借りてきて流しているのである。
ところで、菌ちゃんも周波数(音波)を出していていることはご存知だろうか?
一例を挙げれば、もろみは発酵しているときに酵母が元気に活動しているプクプクという音を出し、聴く人によっては歌を歌っているようと表現される。
(検索したら聴けます。娘に「菌ちゃん、かわいいねー♡」とうっとりしながら言ったら、「そうかなぁ」と呆れられた母である。因みに夫とは「ずっと聴いてられるね」と共感できたのでまぁ満足である。)
またモーツァルトの曲を流しながら作っている鰹節工場があったり、自然酒作りの酒蔵や沖縄のミキを作る際には作り手が歌を歌いながら作業したりすることもあるらしい。
最近の研究では、
音の周波数によって菌が不活化することがわかってきており、その不活化する周波数は菌によって違うようだ。
この先もしかしたら人の身体に有益に働く菌ちゃんが増える周波数やその菌が活性化する周波数なんてものが見つかり、
その周波数を使った曲が大流行するなんて日が来るかもしれない。
娘さんが突然クラシック音楽を好むようになったのも、実は菌ちゃんの仕業なのだろうか、などと考えてしまう菌オタクの母であった。