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高校の同窓会が開かれるらしい

この夏に高校の同窓会(クラス会)をしますよ、という案内ハガキが届いた。

一年おきに開催されているこの同窓会。幹事のみんなには本当に頭が下がる。
場所を決めて予約して、みんなにハガキを送って取りまとめて。
私はふふーんと返信ハガキを出して、当日もふふーんと出席して楽しい時間を過ごすだけだ。はっきり言って楽チンだ。
その楽しい時間のためには、こうやって準備してくれる友達がいるんだよなー、と思わずしみじみしてしまった。

さて、私が高校を卒業したのは1992年だ。
それから4〜5年は毎年同窓会が開催され、その後は隔年で開催されている(はず)。

私の印象では、そんなに仲が良かったという記憶もないし(悪かったわけでもない)、そんなに取りまとめてくれる人たちがいた感じもしないのに、よくこんなに続いていると思う。

私が知らないだけで、もしかしてものすごく仲が良かったのだろうか。

私たち41名は3年間同じメンバーで過ごした。
学年に1クラスしかない理数科というところにいたので、クラス替えがなかったのだ。
ずっーと一緒。
おかけで高校を卒業しても数年は、クラス名簿順にフルネームで全員のことをソラで言えた。

(私にとって)あの多感な時期に同じメンバーで過ごすというのは、なかなかに貴重な経験だったように思う。

そして3年間一緒に過ごしたにも関わらず、未だに同窓会では新たな一面に触れることが多くて、人が持つ世界の広さにワクワクする。
そのワクワクを感じること、そしてあのクラスメートでしか共有できない思い出を語るために、私はきっと今年もふふーんと出席するのだろう。

#高校 #同窓会 #クラス #理数科 #エッセイ


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