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写真展「拝啓 辰野金吾様 東京駅 さらなる100年へ」

5月19日からの写真展「拝啓 辰野金吾様 東京駅 さらなる100年へ」に向けて準備の毎日です。
DMができました~!
デザインは敏腕アートディレクター三村漢先生です。

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東京駅はノスタルジーではない。
現役で活用されている東京の表玄関である。

私が東京駅を好きになったきっかけはここにありました。そして撮影を続けるなか、設計者の辰野金吾さんを知り、保存・復原工事に携わった人々、それを後世に伝えようとしている人々について知りました。
東京駅の継承は、単に美術建築である建物を保存するだけでなく、それを建造した設計者、そして多くの職人たちの優れた技術、創建当時の日本を豊かにしたいという想い、保存・復原工事に携わった人々、そこで働く人々、そして訪れる人々の、たくさんの想いの継承です。

リビング・ヘリテージ (有効活用されている文化遺産)である東京駅の21世紀の姿を辰野金吾さんに見てもらいたい。そして、写真を見ながら、みなさんそれぞれの東京駅への想いを語り合っていただきたいです。

明治・大正期ほどではないにしろ、私たちは従来の考え方を変換することを求められています。日本という国に元気がない今だからこそ、自分の人生の始まりの場所を思い返しながら、日本の近代化の象徴である東京駅を眺めてみてください。きっとあなたならではの東京駅が見えてくることでしょう。

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