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小学校最後の授業参観で思うこと
小6息子の最後の授業参観があった。
うちの息子は、知的障害のない発達障害があり、特別支援学級(情緒)に所属している。
いつもは支援学級の教室で行われていたが、小学校最後の参観日。
【感謝の気持ちを伝えよう】
交流学習で、卒業を前にして家族の人に感謝の 気持ちを伝えます。
という内容のため、6年生の教室へ。
代表で選ばれた数人が感謝のお手紙を読み、保護者へ手渡す。保護者から感想をもらって、次の人へバトンタッチ。
恥ずかしいからと早口であっさり読む子もいれば、想いが溢れすぎて泣きながら読む子もいて、自分の子どもじゃないものの、こんな手紙を書いて読めるようになるほど成長したのだなと、こちらまで涙が出てくる。
手紙を読むのが終わったあとは、プレゼントタイム。息子の順番になり私ももらう。
かなり緊張してしまって、感想なんて「がんばってね」くらいしか言えなかった。本当はとてもとても嬉しかったんだ。
この6年間をふりかえると、穏やかな時なんてほとんど無かった。
学校に何度も呼び出されたり、先生から電話が毎日のようにかかってきたり。内容を聞くたびに、どうしてこうなっちゃったんだろうか、もっとなんとかならないんだろうか、私がいけないのだろうかと悩み落ち込んだ。
落ち着いている通常学級の子ども達が羨ましくて仕方かなかった。
息子があちこちで、迷惑をかけているんじゃないかと気が気じゃなかった。
息子からもらった手紙にも「迷惑をたくさんかけました」と書かれていた。
こんな息子は、今年の担任の先生とは相性が良かったおかげで、やる気をめちゃくちゃ引き出してもらって、勉強をしたいとようやく思えるようになった。
少しは落ち着いたと言ってもいいかもしれない。自分のしてきたことを振り返ることができるようになったのは、ものすごい成長だと言える。
さて、プレゼントでいただいたのは、子ども達が家庭科の授業でチクチク縫ってくれた【ティーマット】
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ご存知だろうか
私は【ティーマット】の存在を知らなかったので、帰宅してすぐ調べたが、
ティータイムにカップやケーキ皿の下に敷くティーマット。お茶の時間を優雅に演出したり、テーブルの傷を防ぐなどの役割も果たしてくれます。
なっ、なるほどー!!
ランチョンマット的なやつね!
という訳で早速、紅茶を用意してカップ&ソーサとティーポットを置いてみた。
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おぉー、ただテーブルに置くよりかなり雰囲気が出る。
和っぽい柄なのに洋風のティーカップ置くのも面白くていい。
素敵なティータイムを演出するのに、大切に使わせてもらおう。
さぁ卒業式まで、あと11日。
もう心の準備をしなくてはいけませんね。
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