最後はヒト

ようやく新生活のリズム感に馴れてきた。しかしながら、やっぱり以前よりバタバタではちゃめちゃな毎日であることには変わらず、精神的な影響か、頭痛めまい、吐き気でダウンしてしまった。

そうなるよねー。すぐに復活したけど、まだフラついてるから、たぶん授乳と睡眠不足による貧血だろなーと分析。

と思ったら、保育園登園を再開した娘が、安定の週末発熱。早ない？いや、もう一回言うけど、早ない？
念のため、実家に帰り、実家近くの小児科を受診した。初診だったのだが、素晴らしい先生だった。下の子がいるからRSが怖いんですと言えば、すぐに検査をしてくださり、これから咳が出てきますかね？と言えば、何も言わずにお薬を処方してくださっていた。院内の隔離や密の回避も素晴らしかった。

ちょっと遠いけど、まじでかかりつけの病院、ここにしたいんだけど。

私の心配はよそに、翌日には娘の熱も下がり、咳鼻水症状もないので、知恵熱的な？感じで事なきを得た。ありがたやー。
4月から発熱しまくってた時にできた免疫で軽い風邪には打ち勝ったのだろうと推測している。あーー、これからもRSが怖い。

と思いつつ、2週目の保育園登園を再開した。

そして、娘を保育園に預けている間、生後2ヶ月の下の子を連れて、車の定期点検のためディーラーに来た。引っ越してから、ディーラーの担当店舗も変わり、今まで旦那に点検などは頼んでいたけど、あいにく日にちが合わず、初めて自分でディーラーに来た。今回はタイヤ交換もあるので、わりと時間がかかるとのこと。(事前に電話していた)

また、事前に調べていて授乳室がないことはわかっていたので、到着してすぐに、代車を貸してもらえないか受付の女性に相談した。すると、工場の奥の方、誰からも見えないところに代車を用意してくれた。ケープは持ってきていたけど、ありがたい限りだなぁと息子を抱っこ紐に投入してしみじみしていた。

そして、次に現れたのが、担当営業マン。
この人にも初めて会う。小太りな男性、40代ぐらいだろうか。旦那には会っているが、私には初見。話しかけられて、今日の所要時間を説明される。名刺を持ってきたようだが、なぜか渡してこない。なんで？

後ろに手を組んだり、足にかける体重を右へ左へだらだら話す。なかなか目を合わさない。
そして、まさかの、

そろそろお車のお乗り換えいかがですか？
の一言。

は？

今日タイヤ交換するとこだし、まだ車検も1回しかきてない、全然まだまだ乗れる私の愛車。軽だけど、とても気に入っている。

私は、
まだまだ乗るつもりですので。

とピシャリと会話を遮断した。新車乗り換えを提案するなら、まずはアイスブレイクして、会話して、困りごとからニーズを引っ張れよ。
私なら子連れで、狭い軽にチャイルドシート2個も付けてる女性のお客さん見たら、大きめの車の買い替え提案できそうだとウハウハするぞ。

私は、元々バリバリ営業していて、営業の仕事が大好きだった。体を壊して、営業職からは退いてしまったが、色んなサービスに関わる人たちと接するのが好きだ。一方で、その人たちの営業態度、サービスを見てしまう。自分ならどう入り込むか？とか考えてしまう。

だから、この営業マンは、私の中で降格させた。爆　その代わり、受付の女性を受付リーダーへ昇格。女性のお客様を中心に、一部営業の仕事をしてみないか、心の中で打診してみた。

点検してもらっている時間、こんなしょーもない妄想を繰り広げた私。

よく考えたら、家を買う時、車を買う時、電化製品を買う時、保険に入る時、どんな時も、対応してくれる人で選んで意思決定してきた気がする。

その担当者の方が素晴らしければ、多少お値段が高くても手を出してみたりした。リモートワークや、電子化がどれだけ進化しても、最後は人だと思っている。

のは、私が昭和生まれだからだろうか。

はぁ、まだ点検終わらないなー。