正解がわからないので、イカそうめんは一旦保留で
子どもっぽいのかもしれない、私。大人にならなきゃと思うことも少なくて、子供でいたいとも思わなくて、絶妙なバランスで私になってる。
外に出たら珍しく天気がいい。イヤホンから流れていたノイズポップを停止して、Parannoulを聴く。晴れの日には青い轟音を聴かなきゃ甲斐がない。
電車。
爪を幸せそうに見ている人がいた。
3ヶ月ぶりに髪を切る。3ヶ月ぶりに私が死ぬ。どこまでが身体で、どこからがそうじゃないのか。
美容室。
椅子に座るなり、「なんか音楽やってますか?」と聞かれる。なんでわかんだよ。
そういえば昨日も後輩に
「先輩めっちゃシューゲイズっすね」
と言われた。シューゲイズになろうとして、しっかりシューゲイズになっている。すごいな。
途中爆弾おにぎりみたいな髪型になった時は肝を冷やしたが、無事綺麗な髪にしてもらった。
タダでお菓子を食べたいので献血に行く。
血を抜かれる人間が沢山いる。
待合室でトリコを読むおじさん。
これから献血するってのにトリコ読むかよ普通。
私の罹った風邪だと、半年献血できないらしい。
おい。
ドトールの喫煙所にはもう限界そうな人間がいて面白い。私もその1人になっている。
シューゲイズとコーヒーとタバコがあれば、私はだいぶ幸せになれる。
小粋な傘をさすおじいちゃん。
ちょっといいレコードプレーヤーを買う。
30分歩いてレコードを買いに行く。
「Honesty」だけ聴きたかったのでビリージョエルの『52nd street』を買う。
通算3時間以上オーディオテクニカの箱を持つ人間。
ちょっといいレコードプレーヤー、とても良い。3000円のプレーヤーだと音割れしてしまうharuka nakamuraのレコードが緻密に聴ける。
ビリージョエルってこんなにいいのね。売れるわけです。
ローソンに行ったら、行きしなにある飲み屋で楽しそうな飲み会していたサークルの先輩と出会う。
「君がドリームポップを好きな人だね」
と言われる。そうだが。
ベロベロによった先輩に「ドリームセンキュー」と言われる。それはなんだ。
ひと通り挨拶を済ませて帰ろうとしたら先輩の1人が追いかけてきて、
「やっぱ、BIG MUFFはラムズヘッドだと思うんですよ」と言われる。
「いえ、ロシアンです」と返したら消えていった。なんなんだ。まじで。
先日、訳あって首が折れた間接照明をもらった。部屋の明かりとして一役買っている。
首をひしゃげたそれは、まるでそこに何かがあるとでも言うように、足元を照らす。
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