冥王星山羊座時代を振り返ったら黒歴史祭りだった
私の暗黒期・山羊座時代を赤裸々に語ります。
長い長い暗いトンネルの中にいたような期間。
今となっては考えられない価値観を持っていますが、全て必要なプロセスでした。
振り返りなので今回は長いです。
2008年からとんでもない変容してた
冥王星山羊座時代のはじまりは2008年。
この時の私、13歳。
※ちなみに、1995年生まれなので冥王星蠍座時代最後の申し子です。
※そして、月山羊座なので月欠損理論で言うと山羊座の要素が"ない"ことになります。
ちょうど中学校に入学した年。13歳までは割と真面目に生きてきた。家庭環境が悪くて何度も親が別居したり同じ市内だけど転校も経験した。(しかも保育園生のときに一度出て、数年後また同じ学校に戻って来るという、小学生からしたらちょっと気まずい感じ)
それでも、勉強していい成績を取るのが当たり前、それがいいことだと思ってた。だけど13歳の冬、とある不良の親戚の女の子が同じ中学校に転校してきたことがきっかけで私は不良娘に転身しました。笑
ちょうどこのタイミングで私の人生を今も支える某ビジュアル系バンドとの出会いもあり、学校に行かず毎日音楽を聴いてた。めっちゃ清楚系だったのにいきなりピアスを開けまくったりビジュアル系な髪型にしたりしていた。笑
2008年は超変容・破壊。ここからダークな道に進み始めますが、この破壊がなければ今の私は絶対いない。ずっと心のどこかで「なんか違う」感を感じて生きてたと思う。
シャドーに翻弄される10年間
そんなこんなで2008年から依存と執着と欲に塗れた人生が始まります。幼少期に抱え込んでた闇が全て弾け、暴走した。心の闇的な部分(影・シャドー)に完全に飲まれた10年間でした。自分のシャドーに翻弄されていた。白黒つけたがる極端な思考、他人との境界線が分からない、依存、愛着障害、自傷行為。うっ…となるような単語ばかりが並びますが、自分の趣味や好きなことに対しては素直だったので自分でお金を稼いで好き勝手やってました。ダウンしたときの荒れっぷりはもうそりゃ…って感じですが、趣味に没頭しているときは自分と繋がれた気がして心地良かった。
キャバ嬢に転身
紆余曲折あり、2015年にキャバ嬢に転身します。キャバ嬢時代は見た目とお金が全て。お金とハイブランドが正義。恋愛パターンも依存的で今思えば典型的な愛着障害。私は、ネイタル(ホロスコープにおける出生図)のブラックムーンリリスが双子座7ハウス。まさに、対人関係やパートナーシップにおいてリリスの暴走が目立った時期でした。それはそれは酷い日々だったのですが、仕事は割と真面目にやっていましたし、「自分が落ち着いたら心理カウンセラーなんてやってみたいな」という思いがこの頃からありました。こんなにダメダメな自分だからこそ分かることがある、誰かの役に立ちたいという思いがあったのでしょうか。趣味(音楽)に対しては相変わらず没頭できていました。
地元でのキャバ嬢生活約1年半を経て2016年の秋頃に憧れの上京を果たします。このときはやる気のないキャバ嬢だったにも関わらずなぜか六本木の高級店で働き(田舎者なので選択肢が歌舞伎町か六本木しかなかった)働くキャストのレベルの高さに圧倒。東京という場所の洗練を受け、数ヶ月で退店します。
それから、紆余曲折しながらも更に趣味(音楽)に没頭し、少しずつ心と向き合うことに興味が湧き始め、海外に行くようにもなり、朝起きて夜寝る生活スタイルに。親は離婚し知らぬ間に再婚もしていましたが、歳を重ねるにつれてシャドーやリリスの暴走も少なくなっていきました。
閉鎖的な田舎から東京に来て、色んな価値観に触れることができた私は自然と解放のプロセスを歩んでいたように思います。
再生の兆しが訪れる
そして2020年1月、大切な大切な存在に出会います。私の最愛パートナー、ティノ(犬)です。
元々、ずっと動物のいる家で暮らしてきたので、一人暮らしを始めてからも動物と過ごしたいという気持ちはありました。タイミングなのか行動力なのか、今だと宇宙がそうさせてくれたのか、2020年1月にティノと出会い、ティノとの新しい生活が始まりました。これは、2008年で起こった私の破壊から、再生に導く大きなキッカケとなりました。
そして、コロナの訪れ。仕事はリモートワークになり、ティノとの時間も増え、同時に自分自身との対話の時間も増えました。コロナ禍で自分自身の心と向き合ったりスピリチュアルな何かが開花したという人が多くいらっしゃいますが、今思えば私もその1人だったと思います。まず、ティノとの暮らしの中で優しさや愛を感じられるようになりました。黒くて固い塊に温かい火が灯り、私のエネルギーが動き始めました。身体を大切にしようという気持ちが高まり、今まで一度もしたことなかった筋トレを始めてみたり身体に優しい食事を心がけたり、ベジタリアン生活なんかもしたりしました。
このときの私はどちらかというと"身体＝物質"にフォーカスが当たっていたと思います。
その後、現在のパートナーとの出会いがあり同棲を始めたりしながら、2022年の夏に正社員として働いていた会社を退職します。この会社では、若手の出世頭的なポジションで結構頑張ってました。ただ、このときの私は自分が何も挑戦していない、井の中の蛙状態だと感じていて、半年くらい悩んだものの、とにかく自分の好きなことをやりたい！熱中できる仕事がしたい！と最後は勢いで辞めました。コロナで外に出れなくなってから「何かしなきゃ」的な自分を追い込む気持ちを持った人は少なくないはず。
反面、2022年は自分の中でも本格的にコロナが明けたような感覚もあり、12月には数年ぶりに海外(タイ)にも行ったりしました。また自分の闇と向き合うタイミングもありましたが、20歳の頃から比べると大きな成長を遂げた私は汚い自分を認めることができ、その経験がまた新たな何かを開いた感覚でした。
2023年、転換期と1回目のプレ期
この年は今の私に繋がるひとつ目の転換期。
まず、1月にまた家族(犬)が増えます。ひょろひょろボーイ、クッシュ。空気を読めない、読むことを知らない男。図々しいったらありゃしない。ティノも相当苦労したかと思いますが、私達をより「家族」にし、固い絆を作るキッカケになってくれました。
また、クッシュを迎える1週間前には実家で一緒に暮らしていた祖母が他界。実家に帰れば「おかえり」といつでも迎えてくれると思っていた祖母。今も祖母の笑顔が浮かびます。
そして、1回目の冥王星水瓶座プレ期(2023年3月〜6月)真っ最中の4月に占い師としてデビュー。色んなことを学びました。同じ悩みを抱えていても、感じ方や対処方法は人によって全く別。同時に、悩みを抱えて鑑定のご依頼をいただく方には、この悩みよりも更に深い部分に根本的な原因があるのではないか？と感じるようにもなりました。この疑問が今の私に最も影響を与えた思考です。そして今まで以上に自分自身のヒーリングにも目を向けるようになり、13歳の頃から抱えていたシャドーを次々と解放し、年末にはかなりスッキリした状態になっていました。
2024年、地震とヒプノセラピー
元旦、地元能登での大地震。
家族と電話が繋がらないときの恐怖感、津波が来る！というニュースの怖さ、状況の不透明さ。あの感覚は忘れられません。
このとき、自分の大切な存在や安全な環境をいつ失うか分からないと本気で思いました。元旦をキッカケに色んなものが開いて、2回目の水瓶座プレ期真っ最中の2月にヒプノセラピーのコースを受講し始めます。
ヒプノセラピーは確実に確信的に私をヒーリングと成長、探求、解放に導きました。なんていうか、数年かけて学んでいくことを数ヶ月のうちに凝縮して学んだ感覚。それぐらい濃厚。衝撃。
ここまで濃厚だったのは、恐らく潜在意識との触れ合いが多かったからだと思います。いくら頭で考えたって理性的な"なんか違う"な答えしか出ない。潜在意識、自分の記憶と繋がることでいろんなことに気付き、解放されていく。
4月には、13歳の頃から大好きだったバンドのメンバーが突然他界。信じられないかつショッキングな出来事でかなり塞ぎ込みましたが、前を向いて活動を続ける選択をしLIVEの機会を設けてくれるバンド側の優しさに触れ、私も前を向けました。
そのほか、今の職場との出会いもありました。フルリモートで日本全国世界各国に共に働くメンバーが散らばっていて、ファーストネームで呼び合うフランクな職場。チームメンバーのプライベートも尊重できる環境。THE水瓶座的。
7月には屋久島にいきます。この体験もとてつもなく大きな気付きとヒーリング、自分と深く繋がる感覚を呼び覚ましました。語ると止まらないのでここまでにしますが、屋久島は本当に素敵な場所です。
そして、山羊座時代の最終局面。10月には大好きな音楽フェスで全解放をし、前世療法プロコースが始まり、今に至ります。
月とシャドーに翻弄された山羊座時代
山羊座時代を振り返り、書き出すことで清算され、感謝を持って解放される。
こうやって綴ると本当にシャドーに翻弄された期間でした。そして、月に翻弄されてました。その道を選んでいるのは間違いなく自分なのですが、ここまで遠回りしたことは、私にとっては大切なプロセスだったのだと思います。
私のネイタルチャートでは、山羊座は1ハウスと2ハウスに跨っています。1ハウスは自我の領域。2ハウスは所有と豊かさ。自分とは何なのか？どんなものを持っていて、どう使えばいいか？を16年通して探し出しました。探せ出せました。
水瓶座時代に向けて
水瓶座時代はどんな風になると思いますか？
ご自身のネイタルチャートで、以下を見てみるとご自身の水瓶座時代の方向性がなんとなく分かるかもしれません。
・水瓶座の位置するハウス
・天王星のサインとハウス、アスペクト(ルーラー)
・金星、月のサインとハウス、アスペクト(トリプリシティ)
・獅子座ー水瓶座軸にある天体とアスペクト
個人的には、太陽星座が獅子座で水瓶座の恩恵を受けやすい度数に位置しているので、自分にとってまた何かあるんだろうなぁと思っています。ポジティブです。
ここまでこのnoteを読んでくださった方、読んでいただきありがとうございます。
これからの水瓶座時代、楽しんでいきましょうね！
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