マイノリティの立場になること
アイルランド到着から3日目。
まだまだ経験する事全てがフレッシュ。
今日は語学学校先で初日のオリエンテーションに参加し、色んな国の人と関わってきた。
語学学校先は殆どが南米、ヨーロッパ圏の人で、アジア人は居ても中国人がいるかなってレベル。
私の話す日本の話題が全て、別次元の世界の話をしてるかなように他の国の生徒が聞いてくるため、私も凄く面白かった。それと同時に、南米の話がたくさん聞けて、全然違う文化で生きてて、こうして同じクラスで英語の勉強してるんだなって考えると滅茶苦茶面白い。
殆ど20代後半の生徒だけど、実際に教室内で会話してると、自分より年上とは思えないくらいのエネルギーに溢れてる。(大学の頃の留学を思い出すレベル!)
日本の、社会人ならこういう風に振る舞わなきゃだめだろ!みたいな価値観が一切ない。
中国から来た男子生徒からも、「日本人って、とにかくルールに従って生きるよね」って言われた。
アイルランド、特にダブリンの人は9割型信号無視して生きてるから、私が忠実に信号が青になるまで待ってるの見て笑ってた(笑)
日本にいる時に受け入れられなかった自分自身のだめな性格や行動部分が透明化されてるなと感じるのと同時に、これが自分のアイデンティティなんだなと純粋に受け止められる様になった。
集団行動は苦手だし、人の話を聞くのは苦手だし、時間を守るのは苦手。でも、他の国の人からしたらそんなのどうでも良いんだよな。
自分がマイノリティの立場に立つとこんな感覚になるんだなって思えた。
日本にいる時も新卒の会社は、周り皆おじさんで、女性社員はほぼ皆無。
20代の社員も自分以外で同期に1人いるかなぐらいの部署で働いていたから、凄く疎外感はあったし、年齢や性別でも持ってる文化が違うが為に、「ああ、この人達とは分かり合えないんだなあ。」って実感してしまって、ショックだった。
だから自分人生、意外とずっとマイノリティの立ち位置で生きてるんだな。
ある意味周りの出来事全て新鮮に感じると同時に、自分がマイノリティということは、こっちから周りに合わせていかなきゃいけないわけで、そこへのストレスってかなり莫大。
まだまだワーホリはこれからだけど、営業やってた時の自分をふと振り返ってみて、おじさん社会に頑張って馴染もうとしてた自分が凄く惨めというか、自分の心と身体とあらゆる時間を捨てて身を捧げてたのが、外に出たらなんの意味も成さなくなるんだと気づいた。
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