『海街diary』今月で4回は観た
綾瀬はるか主演のドラマをNetflixで観てから、
関連に必ず『海街diary』をオススメされる。
こんな美人だらけの映像作品なんて、観てやるもんか!って謎の理由で観ないように避けてたんだけど、是枝監督の作品だからなあとちょっとだけ見ようと思って見始めた。
気付いたらもう4回は観てる。
基本は姉妹、家族愛が中心の話なんだけど、登場人物1人1人のドロドロした人間関係を美しい自然と緻密なカメラワークで面白く魅せてくれる。
メインの4姉妹は勿論、役者だからみんなスタイルは良いし、顔はきれいだし、こんな美人中々いないだろ!って思うんだけど、中のキャラクターはみんな人間らしいというか、姉妹間のやりとりもリアルすぎて、「うわ~これあるあるだな」ってなる。
私も3姉妹だったので、ちょっとした事で言い合いになるのとか、末っ子(作品では夏帆が演じてる)は不思議ちゃんな所とか、長女はしっかり者なんだけど、真面目過ぎて周りが見えなくなっちゃう感じとか。
他から見たら、ちょっとした縺れでも、家族同士でいざその渦中に入ってみると、すごく大事で酷く心が揺り動かされる出来事になったり、
逆に重すぎるだろって思う事も、当事者からしたら、意外と平気だったり。
みんなちょっと歪んでて、その歪みで家族と家族が少しずつギクシャクしちゃう。
どこの家庭でも有り得る事で、それが凄く重くてしんどい様に見せてない。
あくまで映画のシーンとして映してるのが凄く良いなと思った。
あと、単純に舞台の鎌倉の町並みが美しすぎて、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが暮らす、4姉妹のお家が何とも古くて昔ながらの日本の家って感じで凄く素敵なんだよなあ。
ジブリを実写化したらこんな感じになるんだろうなって思う。
自分もいつかこういう家に住みたいなと思わせてくれる。
Netflix入ってる人で、まだ見てない人は、
今年のこの暑さが終わるまでに早く観てほしい!
この日本の暑い時期にこそ観るべき映像作品です。
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