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こんにちは!
不登校・行きしぶり鑑定師 ことねです。
今日は、支援学校に通う7歳の娘の冒険についてお話ししますね。
うちの子、は自閉症と軽度知的障害があり冒険心旺盛。


小さな冒険


娘が5歳の時のこと。
洗濯物を干していた数分の間に、なんと家から姿を消してしまったんです!

もう、頭が真っ白になりました。
近所中を必死で探し回って、ようやく見つけたのは家から5分ほど離れたスーパー。

家からそのスーパーまでは大きな道路を渡らないといけないのにどう渡ったのか後から考えてもヒヤリ。。

でも、娘の顔を見たら...
まるで大冒険から帰ってきた探検家のように誇らしげで嬉しそうな顔なんです!

「ママ、このお菓子かう!」

そう言って何事もなかったのような笑顔
今でも忘れられません(笑)


鍵VS冒険心:知恵比べ


家の対策を何もしてなかったわけじゃないんです!
ドアノブにチャイルドロックを付けて
窓の高い所に鍵を追加で付けて

もう大丈夫!...
と思っていたのもつかの間。

どうやら踏み台を使う事を覚えて鍵を開けたみたいで…。
知恵がついて踏み台の使い方を覚えると高い所のカギも意味をなさないんですよね。


動物園で大冒険


療育センターの遠足で動物園に行った時のこと。
「今日こそは目を離さない!」とお姉ちゃんと2人で気合を入れていたのに...。
一瞬手を離してしまって...

気がついた時には姿が見えない!

先生や他のお母さんたちと手分けして探し回ったんです。
見付かった時には遠足の時間の大半を捜索につかってしまい皆さんにホント申し訳なかったです

娘が見つかった後に怒って危ない事を伝えても知的障害の娘には理解が難しく次の日には『冒険』したことも忘れている事もありました。

それから、外に出る時はGPSを持たせることにしました。


出来ないことより出来ること


娘の冒険心に振り回される日々。
毎日、私も長女も正直大変です。

でも、その中で出来ないことを見てイライラするより
出来るようになったことに目を向けるようにしたんです。

7歳の現在もいなくなることはありますが、たまに駆け出す前に『あそこに行く!』と教えてくれるようになりました。

これって、すごいことじゃないですか?
成長です!

みなさんも、きっと似たような経験があるんじゃないでしょうか?
一緒に笑って、泣いて、励まし合えたら嬉しいです。

自閉症の子を育てるのは大変なこともありますが、こんなに面白くて、愛おしい毎日はないと思います。

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