【α6400動画設定】撮る時の操作マニュアル
前回の続きです。
前回ので大体準備が完了したので、今回は動画を撮る時にどういう手順で何を操作するかを書きたいと思います。
動画で大事にしたい項目
私は動画の肝は"色味"と"明るさ"と"残像感"かなと思っており、ボケ感や解像度、そしてノイズの有無は、動画の場合には写真ほど重要にならないと考えてます。
そのため、後回しにする項目はオート、大事にしたいところはマニュアルにしたいです。
以上を念頭に、下記のように設定したいと思います。
重要でないノイズに関係するISOは基本オートのまま。(ただしISO上限は6400)
残像感に関係するシャッタースピードはマニュアルで操作
"明るさ"はゼブラ表示で白飛び範囲を見ながら露出補正でマニュアル操作
"色味"は始めオートに任せ、気に入ったタイミングで固定する
一番大事なのは、設定にもたついて大事な場面を撮り逃さないこと
以上5つのポイントを押さえていきます。
(本当は、4."色味"はWBをマニュアル操作
にしたいところなんですが、マニュアルで合わせるのが案外時間かかります。その結果、仮に大事な場面を撮れないと後悔しかありません。)
動画撮影の操作手順
ここからは操作手順を記載します。
撮りたいシーンが来る前にとりあえず早めに"録画ボタン"を押します
シャッタースピードはダイヤルで調整し、1/100前後であればとりあえず次の操作に進みます。※
"C2ボタン"でゼブラ表示オンにして、モニタまたはEVFを見ながら白飛びの範囲を見ます。画面のほんの少し〜2割くらいが白飛びかな?くらいになるよう"ホイール"を回して露出補正を調整します。
"C2ボタン"でゼブラ表示オフにします。(ゼブラ表示が気にならなければそのまま次の操作に進んでください。)
モニタ、できればEVFを見ながらで、「白が真っ白」あるいは「人肌が良いと感じる色」になっていれば"C1ボタン"でWBを固定します。
日中や明るい場所の場合、上記手順でOKです。
※暗い場所、明かりが少ない場面の場合、露出補正操作で白飛び部分が作れないことが出てきます。例えば屋内の水族館などでしょうか。
そのばあいシャッタースピードを落としていってください。(下限は1/30)
動きを犠牲にする代わりに、"明るさ"を確保できます。
今回はこれで以上になります。
参考になれば幸いです。