ミリしら向けホロライブOCG第一回規制内容
ホロライブOCGの初めての制限改訂が発表されました。
規制出るの早くない?みたいな意見もありますが、もう3ヶ月経ちますし出てしまったものは仕方ないのでここで規制をかけること自体は問題ないと思います。
これから先調整頑張ってくれることを願っています。
規制内容
天音かなた
環境のtier1デッキである【かなた単】のキーカードの1つです。
環境最速ゴリゴリのアグロデッキであり、不利対面でもその速度により覆すことが出来ます。
他のデッキは基本的に後攻1ターン目に1点取ることは出来ませんが、素点40点の打点を+30するこれに加えて+20や+10のバフカードを4枚ずつ入れているかなた単は上振れれば割と簡単に取ることができ、それにより後手まくりを比較的やりやすいデッキであることが強みでした。
序中盤に出てくるホロメンカードのHPは大体100前後が多く、そんな中でのノーコスト+30バフの強さは言わずもがなでしょう。
かな単で規制するならここだと思っていたので納得です。
七詩ムメイ
環境のtier0デッキである【promise】のキーカードの一つです。
このゲーム、他の多くのデッキはロクなサーチが無いため進化ラインが3つもあると基本的に回らないのですがpromiseは回ります。
それを支えているのは間違いなくこのカードの存在です。
サーチが強いというのはカードゲーマーには言わずもがなでしょう。
ターン1制限が無いため、場に複数デビューの〈七詩ムメイ〉があればそれらを全て1stに重ねつつ他のパーツや後続を持ってくることが出来ました。
とはいえこういうのはそのサーチ先が強くなければ強くありません。実際ほぼ同スペックのカードが他テーマに存在しますが規制論など聞いたことがありません。
IRyS
馬鹿のカードです。
先ほど+30は強いとか言いましたがこれはなんと+60です(このゲームは毎ターン2人で攻撃出来るゲームです)。
相手のデビューが2人いてHPが2人とも100以下の状況で先攻2ターン目でこのカードを2枚出して攻撃出来れば、ライフも手札もガタガタになり大体勝ちになります。
先ほど後攻1ターン目で1人持っていけることが強いとか言いましたが先攻2ターン目で2人持っていくのは強いどころの騒ぎじゃありません。
このゲームのデビューで素でHP100超えてるのは1種類しかない上に環境上位では使われていません。
そして2枚揃えることは上記のムメイにより割と現実的でした。
【promise】の規制については色んな意見がありましたがこれを規制しないとあんまり意味がないと思っていたので個人的には妥当だと思います。
総評
promise→正直IRySだけ規制だと思っていたのでムメイもかけたのは意外でした。
IRySが制限になったとしてもテーマ内にサルベージカードがありますし、全然リペア可能な範疇だったと思いますが流石にムメイまで制限になると複数の進化ラインを纏めることが難しくなるでしょう。
少なくとも環境にはもう残れないかなと思います。
正直厳しすぎるかなと思いますね…
かな単→規制後のかな単はデッキパワーは確実に下がりますがこのかなたを引いてない時でもまあ勝てたのでまだ普通に戦えると思います。
ただpromiseが落ちることにより上がってくるであろうデッキがかな単に対して有利なデッキであるため、デッキパワー以上に勝ちにくくはなりそうな気がします。どうせ持ち味の速度は厳しくなったので混ぜ物するのも視野。
正直promiseファンが可哀想になる改訂なので、出来れば早めにムメイを返してあげていいんじゃないかなと思います。
IRySはまあ…