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マッチ戦初心者向け 簡単で無難なサイドデッキの組み方

はじめに

最近Twitterで、 MDから入った人にとってマッチ戦は実質特殊レギュみたいなもんだから食指が伸びないというツイートを見て目から鱗が落ちました。
気持ちはわかりますが、マッチ戦の方が楽しいと思っているのでとても悲しい気持ちです。
私もリーダー役として参加しているコーヒーカップなどでマッチ戦に初めて触れる方などもいるので、私流簡単で失敗はしないサイドの組み方を書きます。

1.デッキを作る

いつも通りデッキを作ります。

構築はサンプル用です

ランクマのための構築とマッチ戦の構築とでは理論も変わってきたりするのですが、面倒なのでとりあえず最初はそのままでいいです。

2.仮想敵に対して後手でいらないカードを書き出す

単純に刺さりにくいカードや、後手で仕事しづらいカードを抜いていきます。

烙印→ニビル、うさぎ2、ユニコーン3、バース、パライゾス
超重→バルドレイク、墓穴2
斬機→ユニコーン3、バース、パライゾス
ラビュリンス→うさぎ2、ニビル

ユニコーンはビーステッドが刺さる相手には後手で抜きがちです。
他にも色々デッキはいますが、ランクマにはいてもマッチ戦環境では少ないデッキも多いのでとりあえず今回想定するのはこの4デッキとします。

3.代わりに入れ替えるカードを決める

烙印(8枠)→バルドレイク2、わらし3、応戦3
超重(4枠)→ドロール3、ニビル1
斬機(5枠)→わらし2、バルドレイク2、ニビル1
ラビュ(3枠)→わらし3

同じくらいのパワーのカードで悩んだ時は他のデッキにも入れやすい方を優先するなど、この段階から少しでもコンパクトになることを意識します。
現時点では
バルドレイク2
わらし3
ドロール3
ニビル1
応戦3
の12枚となりました。
ここて、最初に入れるつもりはなかったけどこのカードこっちにも入れられるな…となることがありますがそういう時は元々入っているカードのパワーと比較して考えた結果入れ替えた方が良さそうなら入れ替えて構いません。例えばラビュ相手にGやヴェーラーを減らしてバルドレイクを入れたりですね。

4.先攻札を入れる

さて、3枠余りました。
ここは先攻を取った時に入れるカードの枠としましょう。
無難なものを選ぶとすれば、神の宣告となります。
なにせ万能無効。相手を選ばず絶対に仕事をしてくれるので、少ない枠の使い道としては非常に無難と言えます。
たた無難ではあるもののムラはあり、最良のカードとは限りません。マナドゥムやVSなど召喚権を潰しておけば高確率で止まるようなデッキなどには非常に効果的ですが、烙印やティアラなど手数が多いデッキに対しては評価を下げることになります。
また、現在決まっている12枚の誘発達は先攻で使っても強力なものが多く、わざわざ先攻用のカードを入れなくてもそれらで充分対応できるというケースも多いです。
そのため、とにかく枠に対する目的意識がより重要になると言えます。
今回はとりあえずトップメタに対する意識を強めるということで、一枚で勝てる暗闇ミラーを入れるということにします。

5.完成

というわけでサイドデッキが完成しました。
このやり方でやっていれば、サイドデッキで困ることはないはずです。
しかし、
「どうしても入れたいカードがあるけど不要牌抜くだけじゃ足りない…」
「もっと尖ったサイドでないと勝ちきれない…」
「先攻をもっと大事にしたい…」
など、やっているうちに色々と自分の出したい色がわかってくると思います。
そうなったら思ったようにやるべきです。
サイドの組み方は本当に十人十色、今回紹介したやり方はあくまで簡単な無難なやり方であって、神の宣告と同じように最良とはかぎりません。
サイドの1枠をアイドルカードに使ってもいいのです(まあチーム戦の場合、他の人にどう言われるかは自己責任ですが…)。
とにかく最後に言えることは一つだけ。
「デッキ構築時に環境の仮想敵に対するサイドチェンジを先にしっかり決めておこう!」
これさえ意識していれば困ることはないです。
良き遊戯王ライフを。


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