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コトマゴのカウンセリングは多様です。

 私がおこなっているカウンセリングは多様です。本来はオーソドックスに、静かな部屋で一対一で患者さんと対面して、50分を一回と決めて、週一回定期的にお話をする……ということで始めていたのですが、患者さんの事情と環境に応じていくうちに、いろんな形が可能なのだ、と学習してきました。


西条市の駅から歩いて9分程度のところにある喫茶店が心理面接の場所です。その喫茶店の休業日に、場所をお借りしているのです。そこで毎週月曜の午後いっぱい、心理面接をおこなっています。体調が悪くてそこまででかけていけない、とおっしゃる患者の方もおられます。そういうかたには、オンラインカウンセリングや、電話カウンセリングも実施しています。どうぞお気軽に相談してください。


心理面接に使っている会場は、休業日の喫茶店です。休業日ですから、店の中にはほかにどなたもいませんので、誰にも聞かれることなく、カウンセリングをおこなっています。カウンセリングでなにをはなしたか、秘密は守られますのでご安心ください。

1対1で面接するのが原則ですが、場合によっては、ひとりで人とむきあうのがつらい、心に負担になる、とおっしゃる患者さんもおられます。子供さんや、お仕事を休職中の大人の方など、それがむつかしいと感じられる場合は、お母さんやご友人など、付き添えるかたが同席した状態でのカウンセリングもしております。どういうスタイルで面接すればいいのか、どうかお気軽にご相談ください。


心理上のむつかしい状態に陥っている方が、面接の場所に来れない場合もあります。あるいは、カウンセリングなど受けたくない、自分には必要がない、と病識がない場合もあります。

その場合、どうかご家族の方、生活を支えている近い関係の方だけでも相談に来てみてください。支える家族の方が支えられることで、家族の方がすこし楽になれば、それが患者さんにとってよい状態になることが可能です。しばらく家族の方だけの面接を続ければ、それを知った患者さんが「相談できるところが確かにあるらしい」という気持ちになることも可能です。家族だけで支えるのは確かに大変なことが多いです。病状の改善のために、役に立つことですから、どうか家族だけでの来談も気楽に相談してください。


 また、むつかしい家族関係をどうにかしたい、と考える患者さんから、父母同席の三者の面接の時間をもうけることもあります。祖父母や重要な家族に近い関係の方も同意を得てお話の機会をつくることも有効な時がありますので、それもケースバイケースで、ご相談ください。ご本人と家族だけの直接のやりとりだけではどうしても容易に煮詰まってしまうような場合があります。専門職が第三者としてその場に立ち会えば、通常は話し合えなかったことが穏やかに話せる、ということがあります。心の問題が、そうしたひとつひとつ具体的なことがらからほぐれていくこともあるのです。


 週一回50分をくりかえすのをたいていはご提案します。はじめ様子がわからないうちはそのペースで始めて、何回か過ごすうちに、患者さんにとっていいペースがわかってくることもあります。二週に一回だけだったり、そのうち一回は保護者の方だけだったり、二週に一回25分がいい、とおっしゃる方にはそうしています。それもお互いの有効なやり方をさぐりさぐり進めていけばいいのだと考えています。


 連絡先電話に出られないこともありますが、どうか留守番電話にお名前や掛け直しの電話を希望する時間帯などを残してくださいませ。こちらからかけ直しますので、どうぞきもちをらくに、試してみてください。


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