自分の言葉で語ることは武器だ
尊敬するおのころ心平先生の言葉です。
約一年前に、君はいつか小説を書くんじゃない?
言葉の選び方がいちいち面白いよ。
と言ってくださった時、講座の中で話されていたのを今でも覚えています。
なんとなく書き始めたら書けてしまったのがデビュー作の心の炎な訳ですが、手にとって読んでくださった方は何か心に響くものがあるようで、いろんな感想をいただいています。
誰のためでもなく、ただ夢中で書き上げた作品が、そんなふうに誰かの心に残ることが
不思議です。そして、嬉しいです。
勝手に使命を背負って誰かのために、なんていうつもりもありません。
作品見てます、なんて言われたら、素っ裸で御堂筋を闊歩しているような気分になる訳ですが、やっぱりこれからも書いていくんだろうと思います。
最近では、新作のために密教について復讐していたら、朝鮮半島の古代史に興味が湧いてしまい、昨夜は契丹のことについて夜遅くまで調べていました。
時間を見つけて九州方面に取材旅行に行きたいですが、それは難しいだろうな…