【ざわり】感触の痕跡のたまり場
↑絵というほどのものでもないけど、絵を描いているうちに今書きたかったこと、文章化したいと思っていたことがどっかに消えた。
自分の中に見えた星座があっという間に雲隠れするわたしです。
みなさんこんにちは。
さて、今回はどこにいくのでしょう。
そっちはどっちだ !
前回は「粒」と「星座」の間、の説明を試みました。
続きいきましょう。
思い出せないから困っていて、それで、
「わたしはどのように人の名前を思い出せているのだろう」と気になった。
なんとなく… 感触を頼りにしているような気がした。
と、前回わたしは話し出していた。
例えば
ある人と初めて会った時
その人の名前を初めて知る。
情報は他にあまりない。
そういうとき、人は、どのように名前を覚えてるの?
わたしの場合「感触」を頼りにしているようなんだ。
仮に「村田さん」としよう。
初めて会った時の感触
言語化までいかないけど、たしかに受け取っているなにか
つまり、「粒」以上、「星座」未満な感じ
受け取っているけど「意味」や「言葉」になっていない
けれどなにか受け取っている
それは過去に受け取ったことのある粒が、ざわざわ活性化してくる感じなんじゃないか(仮説)
過去に刺激の素と応答した痕跡がわたしの体に残っていて、意識や言語化できていなくても残っていて
新たな刺激の素と出会ったときに、「あ、この感じ…」と、過去の粒が活性化してくるのじゃないか(仮説)
そして、活性化してつながっていく運動の痕跡となって残っていて、つながり線として運動を呼び起こす(仮説)
この活性化の運動を「ざわり」と呼んでみる。
「ざわり」において粒がつながってくる運動の軌跡を「つながり線」と呼んでみる。
「村田さん」と初めて会った時
例えば、意識的ではないがカサカサした感じをなんとなく受け取っていたとして、同時に過去の粒、つながり線、である「枯葉の乾いた感じ」が重なって受け取っていたら
例えば、「むらた」の「む」の、まあるい感じをなんとなく受け取っていたとして
例えば、まつ毛がパチパチしていて細かい動きを受け取っていたとして
次に「村田さん」と会った時
初めて会った時の「ざわり」が活性化する。
初めて会った時に受け取ったわたしの受け取り様が、再び運動する。
「村田さん」を前にして、「ざわり」が活性化して、わたしの中に思い出しが起きる。
それは「カサカサ」「枯葉」「むの音」「まあるい感じ」「パチパチ」「細かい」などが分かれていないままにふわっとやってくる。
それらに「村田」という名詞が接続したとしたら、わたしは目の前の人を「村田さん」と呼んでみることができる。
この目の前の物は、なに?
この目の前の人は、だれ?
そういう場面において湧いてくるのは、名詞さんを目の前にした時のわたしの身体に刻まれた記憶、粒(痕跡)になったときの感触でした。
と前回わたしは書いた。
これは名詞さんだけじゃなくて、あらゆる場面で起きている。
新しいことには特に、起きやすい。
なんども繰り返している場面では、過去の粒の活性化に飲み込まれることもある。
なんか、言葉で説明しようとすると、むずかしく聞こえちゃうね。
さあ、頭がギュッとなってつかれたら、外に出よう。
空気を吸って、おいしいものをゆっくり食べよう。
次回は、どうなるかな。
まだまだつづくよ 🌱
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