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まちと人実践講座⑤|「マイ本庁舎ツアーづくり2」 

まちと人実践講座 第5回|「マイ本庁舎ツアーづくり2」 
日時|2024年10月20日(日)13:00〜15:00
会場|川崎市役所本庁舎復元棟301会議室
講師|玉置真(こと!こと?かわさき プロジェクトマネージャー)
内容|
・マイ市本庁舎ツアー実施
・振り返り


今日は前回の庁舎管理課の方々からのお話を聞いて、市役所本庁舎を舞台にことラーが「マイ本庁舎ツアー」の実施を通して、自分の視点でアートコミュニケーションの場づくりに取り組みました。
準備期間では、仕事帰りに立ち寄って改めてリサーチをしたり、家族や友人を誘ってツアーの練習をおこなったり、ツアー内で使う資料をつくったりと自発的に活動が生まれていました。

まずはじめにツアーを行う3人組をつくります。3人組でガイドを交代に行い、ガイド以外のことラーはツアーの参加者となります。早速、3人組になってツアーの順番を決めたらツアーの始まりです。

ツアーの中で旧市長室は多くのことラーがガイドしていました。旧市長室は今まで大切に使われてきた家具や建て替え時に見つかったモノを再使用したり、昔の資料を元に復元されたところなど、エピソードのある見どころが満載の場所です。

その他にも、それぞれの視点で見つけたスポットでユニークなガイドが行われていました。ツアーしおりや夜景の写真、ワークシートなどの自作資料などのツールを活用する工夫も見られました。

ツアーの後は振り返りの時間です。ツアーを行なった3人組で、初めてツアーを実施した感想や参加者としての意見を聞きながら、「ツアーの構成はどうだったか?」「自分の視点は参加者に伝わっていたか?」「対話のあるコミュニケーションの場となっていたか?」を振り返ります。

「ひとりひとりが違う着眼点からツアーを作っていたことが印象的だった。同じ場所であっても伝え方によって受ける印象や考える事が違い、個性がでていた。」
「一方通行の案内にならないよう、工夫されていて、参加者に体験した感想を話してもらう機会をたびたび作ると「体験型のツアー」になって楽しめると再認識した。」
「実際にやってみると思ったよりも時間が足りなかった。自然と引き算ができることが大切なのだと感じた。」
「人にすきな場所を紹介して興味を持ってもらえることに喜びを感じた。」
などの意見がありました。

今回の講座では、ガイドだけではなく参加者としてのツアー体験を通して、ガイドツアーの楽しさ、面白さ、アートコミュニケーションの可能性を実際に体感することを目指しました。振り返りのコメントを見ると、それぞれに体感をして手応えを感じてもらえたようです。
いよいよこの後は、一般の方に向けた「ことラーの見どころ体験ツアー@市本庁舎」を行います。今回のツアーをブラッシュアップして準備を進めていきましょう。


(こと!こと?かわさきプロジェクトマネージャー 玉置真)

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