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台湾環島/自転車旅・・・生涯忘備録
中国大連市で十余年の駐在生活から帰国した日本・・・浦島太郎生活が始まり大きく変わった食生活からか❓・・・半年間で体重が八キロも増えてしまった。こりゃ何か運動せにゃアカン❗
・・・と始めた自転車生活・・・ ♪ チリンチリン ♪ ママチャリ程度の知識で始まった格好良く云えばロードバイクの世界。
幸い我が家は、関東平野の大河「荒川」河口に位置するので、信号ひとつ渡れば荒川河川敷のサイクルロードを走れる恵まれた環境。
試走初日は、数キロで「尻」イタミ・・・疲労困憊・・・徐々に距離を伸ばす日々が続いた。荒川源流や利根川、江戸川・・・市街地走りを嫌って河川走り専門・・・真冬の早朝、朝イチバン電車で分解自転車を手提げ袋に詰めて運び現地で組み立てる輪行、幾度も経験・・・
「尻」イタミ探求では、うん十個もの座席を買い換え・・・走り疲労のハンドル追求でも・・・頻繁な買い換え・・・痛み治療で近所の整形外科通いも・・・電動シフトギアにゃ、うん十万円・・・靴をペダルに固定する装置も全部試した・・・着るものだって歳相応のウェア数々・・・まぁ総額百を超える支出だったかと・・・
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そんな荒川走りや輪行の日々の中、韓国ソウル在住、昔の仕事仲間から韓国内のサイクリンロードへのお誘いが届く・・・
日本へ帰国しても中国との仕事は続いていたが、我が社の仕事は、数ヶ月前から週単位でスケジューリングが決まってたので、週単位での休みが取れた・・・
それなら・・・荒川走りも飽きてきた時期なので・・・お言葉に甘えてと・・・ソウル便を予約・・・実行❗
韓国初回の自転車旅は、ソウルから漢江を南下する河川コースを釜山まで走った。その帰り道は、高速バスでソウルに戻った。
二度目の韓国自転車旅は、成田 ⇒ 釜山空港・・・日本海沿いを北上・・・N国国境警備隊が駐屯する危険地帯まで走った。
三度目は、駐在中大連市内行きつけ歯医者でのインプラント治療目的で、成田 ⇒ 釜山空港・・・ソウルまで河川ルートを北上、インチョン港から国際フェリーで中国大連へ入国。
四度目は、十日間の歯科治療を終え国際フェリ乗船前、歯痛み完治せずなのに現地仲間とのお別れ宴・・・ベロベロ泥酔で国際フェリー乗船・・・インチョン港から釜山まで自転車走り。
まぁ韓国自転車旅は、昔仲間からのお誘いがあったから出かけたのだが、理解不能のハングル文字・・・朝食から激辛の食事・・・二人前からしか喰えぬ晩飯・・・ひどい対日感情旅館高齢者たち・・・さんざんな思い出が残る中、ネットサイトで知り得た・・・台湾環島・・・なる自転車旅が始まった。
十余年の中国生活でちぃっと理解できる台湾中国語・・・現地ご高齢オーナーの日本人客に対する熱烈歓迎・・・味付けが薄い台湾料理・・・いずこもクリーンな台湾文化・・・快適なインターネット環境・・・星数あるコンビニ店
まぁ長期に住んでいてもなじめなかった中国文化、油まみれの中華料理、読めないハングル、激辛で喰えぬ韓国料理・・・
台湾自転車環島旅は素晴らしい思い出を残してくれた・・・
初めて走った台湾自転車旅は、2018年3月
二度目は、その年の真夏、2018年8月
三度目は、その年の秋、2018年11月
そして年開けた四度目、2019年3月
五度目は、2019年8月
六度目は、2019年11月
七度目を、2020年3月に予定、七度目は、キャンプ用品を積載して自転車キャンプ走りと・・・必要な軽量キャンプギアを買い揃え出発準備するも時悪く、世界的なコロナ蔓延で・・・今日まで順延が続いてる。
六度も走った台湾自転車旅だが・・・我がベストコースを描き残しておく。
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コレが・・・台湾環島ベストルートマップ
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台湾は、桃園空港入国がメインだが、便数少ないけど松山空港が取れればラッキー入国も幾度か❗
台湾環島は、九州ほどの面積をぐるっと周回するのだが、所詮、海沿い走りなので道に迷うことは無い・・・
初回は、ネット情報を探し回って「走りルート」を決めて走った。その目安は、台湾国内至る場所に置かれてる「環島標識」の数々なのだが・・・
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・・・なのだが、初回は、この標識の指示通りに走ったが、GoogleMAPと合致しないルートも時折あったりして迷い何度も経験。
特に、台北 ⇒ 新北 ⇒ 桃園 ⇒ 新竹までのルートは、複雑で二度と走らなかった。途中で標識が消える箇所が多数・・・付近は、新興住宅地域のマンション群や最新公園など近代建屋で方向感覚が鈍る。二度目からは、一切の標識を見ず、GoogleMap のみで事前に方向を決めて走った。
前述ベストMAPのスタート地点は、何処だか分かるだろうか❓
台北市内から地下鉄で移動する終点「淡水駅」です。
台湾入国して最初の宿を、ここ淡水駅付近に取る(数も多い)
そして翌朝のスタート、淡水河の橋を渡って対岸から走り出し・・・ここ「淡水駅」をゴールとする。
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ルート上で特記すべき点がある。
台中 ⇒ 台南 ⇒ 高雄 間の市街地域は、南北に貫く幹線道路が幾つもある。
いずれのルートにも、前述の標識が掲げられてるが・・・
これが・・・面白くないルートなんです。早朝、バイク通勤で激混みする市街地を走っても・・・ましてや信号停止も星数ほどある・・・
後半、四度目、五度目、六度目は、ベストマップに通り、山沿いの南北ルートを走った。山沿いは、大きな工場群も無いので交通量も少なく、信号も少ない・・・走りやすいルートです。
二つ目の特記は・・・
台中 ⇒ 埔里 ⇒ 日月潭 ⇒ 集集鎮 へ抜ける山岳ルートは絶対マストにお奨めです。日月潭は、観光地なので宿は多いですが、いずれも高額・・・麓の埔里市内は、格安多いんです。埔里から日月潭へ駆け上がるにもメイン坂道は通行量が多いので、裏道(旧道)がお奨め・・・日月潭を周回するも宜しいが、東側は起伏が強くナイス眺望も少ない・・・です。
そして・・・高雄市内を過ぎた辺りからが・・・環島の確たるルートかと・・・
台湾最南端岬を廻って太平洋側の北上ルートに変わりますが、最南端岬から最東端岬までの太平洋沿いの眺望は、幾度も・・・何処を・・・走っても素晴らしい・・・んです。
台東から花連までのルートは、海沿い/山沿いの2ルートあります。また山脈の跨ぎ越えルートも3ルートあります。いずれも走りましたが、どのルートも素晴らしいです。
そして絶対のお薦めは・・・県道193線
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私は、六度、蘇花公路を走ってますが・・・蘇花公路を走る❓/電車でショートカット❓の判断は・・・難儀です。
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確かに危険を伴うルートですが、台湾環島にゃこのルートからの壮大な絶景がマストかと・・・自負するワタシです。
でも、山岳地帯が海に落ち込む絶壁ルートなので、至る所に湧き水がチョロチョロ・・・雨降りの後ならゴーゴー・・・流れる箇所があります。その箇所は万年湿ってるので「苔化」してます。一度だけ、滑って転倒してます。
環島される方々の多くは、電車で危険を回避されてます。台湾電車は、自転車切符を買うことが出来ます。
昨年❓一昨年❓・・・花連 ⇔ 奥蘇 間の高速道路も開通してるのでバスの選択肢もあるかと・・・
そして、台湾観光地のメイン「太魯閣国立公園」があります。
ここ数年間、花連を中心とする地震群発で公園内も危険な地域ですが、自転車でも駆け上がれますので、是非、走って欲しいルートです。
まぁ長々と描き残しましたが、台湾自転車環島のご興味あって、ご質問などありましたらコメントにてお聞かせ下さい。
では・・・再見❗
□■□■□■ kotokawa:追記 □■□■□■
武嶺を走らにゃ環島と云わずと・・・とある台北自転車仲間から云われ・・・五度目の時、駆け上がってきました。このオハナシは、次号です。
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□■□■□■ kotokawa:追記 □■□■□■
環島は、グルリっと台湾ですが・・・山脈を貫くルートが存在します。自転車では、厳しいかと思いますが、レンタルバイクで・・・走りたいです。
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□■□■□■ kotokawa:追記 □■□■□■
台湾の運転免許・・・ご存じ台湾は、ジュネーブ協定国に加盟してませんので、日本の運転免許で走れません。日本国内のJAF組織が窓口で専用の免許発行業務を行ってます。詳しくは、こちらサイト・・・どうぞ❗
レンタルミニバイクが安かったです。