2020シーズン開幕目前。今年のJ3リーグの楽しみ方は?(後編①)
今週末開幕(3月7日~8日)が予定されていたJ3リーグは延期に。JリーグもNPBと協力体制を持ち取り組んでいくということでこのこと自体は良い流れだと思っています。
少しでも早く平穏が訪れますように。同時に、この中断期間でもJリーグの熱を持ってほしいと思い、お伝えしています。
良ければ前編や中編①②③も合わせてご覧ください!
▽前編はこちら▽
http://kotokake.jp/sports20200226/
▽中編①はこちら▽※見やすいのでブログからnoteにしました
https://note.com/kotokake/n/n08169f9cbec2
▽中編②はこちら▽※見やすいのでブログからnoteにしました
https://note.com/kotokake/n/nd5071e4cf898
▽中編③はこちら▽※見やすいのでブログからnoteにしました
https://note.com/kotokake/n/nd8e1cb418119
J3リーグ戦力分析
後編①では昨年のチームのゴールシーンを見ながら、イメージを高めてもらえるようにお伝えしていきます。
※あくまで主観に基づいた内容です。移籍情報等は2月29日時点のデータで記載をしています。加執する可能性もありますし、皆さんからのご意見等あればコメントや直接是非お願いします!
楽しんでいただければ嬉しいです。シェアやおひねりもお待ちしています。笑
鹿児島ユナイテッドFC ( #藤澤典隆 選手)
昨年担当した開幕戦の藤澤選手のゴールはインパクトが個人的に残っています。後方から前線に送られたボールをマイボールにしてこぼれたところを回収。DFのプレッシャーがなかったこともありますが、振り抜いたミドルシュートが勝ち越しゴールに。昨年は32試合に出場してゴールはこの試合のみだが琉球在籍時は6得点を決めたシーズンもある。2年ぶりのJ3で戦うが、精度の高いキックに注目したい。
FC岐阜 ( #川西翔太 選手)
第21節の福岡戦で見せた川西選手の強烈なミドルシュート。縦パスを間で受けてから反転して振りぬいた右足でゴールに突き刺しました。
川西選手は昨年22試合8ゴールとゴールを量産。今季も岐阜で戦う川西選手のボールを受けてからの動きや、ドリブル突破も見ごたえがありそうですね。
藤枝MYFC( #岩渕良太 選手)
岩渕選手なら熊本戦のロングシュートでは?と言われてしまいそうですが、個人的には間から受けたパスでPA内にドリブルで侵入し、クロスと見せかけて左足でのシュートで得点。テクニックが光ったプレーだったと記憶しています。
妹は女子日本代表としても活躍する岩渕真奈選手。兄妹でアスリートの岩渕選手の活躍も楽しみです。昨年は22試合7ゴール。途中交代からでもゴールを奪うことができ、対戦相手からすると警戒が必要な選手の1人です。
カターレ富山( #花井聖 選手)
花井選手の左足で抑えのきいたシュートが印象に残っています。直接CKを決めたシーンも含めて精度の高いボールを蹴ることができる花井選手。2017年北九州在籍時に輝き、2018年に苦しみ、移籍した富山初年度で再びクオリティーの高さを見せました。
前線にタレントが豊富な富山は、得点だけでなくアシストの面でも花井選手にかかる期待度は高そうです(昨年は34試合5得点)
ロアッソ熊本 ( #北村知也 選手)
熊本は結構悩みました。岡本選手や黒木選手も良いゴールを決めていましたが、個人的には終盤の伸び悩みを今季払しょくして欲しい思いも込めて北村選手のこのシーンをチョイス。また北村選手が得点を取れば負けないという、チームにとっても勢いをつけた選手でもあった。
佐野選手が中に入って、できたスペースの間でボールを受け、抑えのきいたシュートでゴールを奪った。動き出しや受け方のうまさが特徴でもある。浦和レッズでプレーする興梠慎三選手と同じ鵬翔高校出身。高さはなくても通用するところを今季も見せて欲しい。FWは浅川選手や谷口選手の加入で競争は激しくなったが、狙うは2年連続の2桁得点(昨年は28試合11ゴール)
セレッソ大阪U23 ( #中島元彦 選手)
中島選手は昨年セレッソ大阪U23において34試合9ゴールとキャリアハイの数値を残した。ボランチでもFWでもプレーできる選手だが特徴はシュート力。直接FKやミドルシュートでも得点を奪うシーンを過去何度も見せてくれている。とりわけガンバ大阪U23戦での直接FKは印象に残っているサポーターも多いはず。
トップチーム出場の壁は厚いが、持ち前の負けん気とシュート能力を武器に、戦術面含めて成長ができれば近いうちにトップチームでも活躍できる逸材だと個人的には思っています。今季はJ3ではない舞台での活躍を楽しみにしています。
ガイナーレ鳥取 ( #フェルナンジーニョ 選手)
2004年にはガンバ大阪で2桁得点を決めているフェルナンジーニョ選手。39歳となった今でも現役でプレーし、昨年はこの熊本戦の他にも藤枝戦で直接FKを決めている。鳥取加入後は5年間で111試合35ゴールと結果を出しながらも、ブラジル人の外国籍選手獲得にも尽力。
鳥取にとっては重要なフェルナンジーニョ選手。今季もピッチ内外での活躍やその振る舞いが期待される。
ブラウブリッツ秋田( #江口直生 選手)
秋田も中村選手や林選手、そして守備面でも注目したい選手もいますが昨年直接FKで2得点奪った江口選手をピックアップ。特に5節のセレッソ大阪U23戦のFKは距離もあり、しかもニア側に決めている部分も含めて素晴らしいゴールでした。
昨年はキャリアハイの24試合2得点。徐々に出場機会を増やしている江口も今季が秋田在籍4年目。更なるブレイクに期待をしたい選手です。
AC長野パルセイロ( #三田尚希 選手)
今季から長野に加入が発表された三田(さんだ)選手。昨年は16節の讃岐戦でハットトリックを含む4得点も記録。シーズンを通じて33試合10得点と初のJリーグで充実したシーズンを送った。165㎝と高さはないが駆け引きが上手く、このゴールシーンもDFと駆け引きをしてフリーの状況をつくりヘディングシュートでゴールを決めた。
2列目からのプレーにも注目が光る三田選手が新天地でどのようなプレーを見せてくれるか楽しみにしたい。
ヴァンラーレ八戸( #上形洋介 選手)
パスを繋いでゴールを決めた良いシーン。中村選手からのパスを受けて、PA内から思い切って振り切ったシュートでゴールを決めた上形(かみがた)選手。抑えのきいた冷静なシュートでした。
上形選手は昨年キャリアハイとなる33試合11得点をマーク。180㎝と高さもありシュート精度もある。今季も谷尾とのコンビネーションや新加入の選手との連携も楽しみたい。
映像でも振り返ってみましたがいかがでしたでしょうか?もちろんサポーターの皆さんにとっては「あのゴール!!!」という他のシーンもあると思います。是非皆さんにとって昨年忘れられないシーンもあれば、投稿いただき、熱量を持って再開を楽しみにできると良いですね。
後編②では、福島ユナイテッドFC~FC今治の選手を昨年の映像と共に取り上げたいと思います。どうぞお楽しみに。
Kotokake 代表 能政夕介
立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。
現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。
【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。