新シーズン開幕2020明治安田生命J2リーグ開幕戦 ファジアーノ岡山VSツエーゲン金沢を楽しむための情報

サポーターの皆さんにとっても待ちに待った新シーズンですね。今季はJリーグも新たに構想を伝えていましたね。

Ｊリーグが目指す魅力的な試合とは、激しくて、フェアで、エキサイティングな試合！

■プレー面では
・【激しさ】全力プレー、コンタクトプレー、球際
・【フェア】相手へのリスペクト、異議・遅延・報復行為は排除
・【エキサイティング】お客様がまた見たいと思う試合

■レフェリングでは
・選手の才能、技術を最大限に引き出すレフェリング
・激しさ、強さ、継続性、粘りを重要視したレフェリング
・アンフェア、危険なプレー、報復行為、異議は排除

激しく、エキサイティングだがフェアな魅力的な試合を見せる。J1リーグ含め今季からVARも導入されます。色々なテクノロジーが発展していく中で、受け手である私たちの見る意識や、コミュニケーションについてもしっかりと考えていく必要がありそうです。なんにせよワクワクします。本当に楽しみです。

開幕戦を楽しむインフォメーション

さて、では改めて開幕戦を楽しむための情報もお伝えしていきます。

2020年2月23日（日）14:00 KO
会場＠シティライトスタジアム（ファジアーノ岡山のホーム）

昨年の順位状況

#ファジアーノ岡山 　
昨年は18勝11分13敗　勝ち点65の9位　49得点 47失点
有馬監督が就任し終盤でもPO圏内の6位に食い込むが、けが人も出て最後は9位でフィニィッシュ

#ツエーゲン金沢 　
昨年は15勝16分11敗　勝ち点61の11位　58得点 46失点
過去最高順位でもある11位を記録
柳下監督体制の下確実に毎年ステップアップを繰り返している（17位→13位→11位）

リーグでの対戦成績は岡山の3勝、金沢の2勝、引き分けが5つ

2019年は岡山1勝、引き分け1つ
岡山のホームでは2節に対戦し2-1で岡山がシーズン初勝利
得点者（岡山：仲間・イヨンジェ　金沢：廣井）
※この勝利が対金沢戦ホームで初勝利

金沢のホームでは終盤の40節に対戦し1-1の引き分け
垣田のゴールで金沢が先制するも、赤嶺が終盤に同点ゴールを決めて引き分け
得点者（金沢：垣根　岡山：赤嶺）

金沢は2017年に岡山のホーム戦で2-1の勝利。それ以降は勝利なし。3年ぶりの対岡山戦勝利を目指して戦うアウェイでの初戦になる

2019シーズンの数値データ

ファジアーノ岡山
49得点中13点がセットプレー（内PK5　26.5%がセットプレーでのゴール
47失点中セットプレーからの失点は17点 36.2%（PKでの失点が3点）

複数得点:14試合
複数失点:10試合　
最多得点：3得点が4試合　
最多失点：5失点（20節横浜FC戦）
無失点：12試合　
無得点：11試合

戦績： 18勝11分13敗　勝ち点65 49得点　47失点で9位
先制試合：21試合　14勝2敗5分 完封勝利8回　（大宮、徳島に逆転負け）
先制された試合：18試合　4勝11敗3分 完封負け8試合（徳島、鹿児島、甲府、東京Ｖ逆転勝利）
スコアレスドロー：3試合(9節、34節の千葉　39節鹿児島) 

 
ホーム： 11勝5分5敗　勝ち点38　 25得点　 21失点 得失点＋4
アウェイ： 7勝6分8敗　勝ち点27　 24得点　 26失点 得失点-2

イヨンジェが18ゴールでトップ。仲間は15ゴールも柏レイソルへ移籍。上田は4ゴール6アシスト

ツエーゲン金沢
58得点中23点がセットプレー（内PK5本）
46失点中セットプレーからの失点は9点（PKでの失点が4点）
複数得点:15試合　
複数失点:15試合　
最多得点：6得点(4節町田戦※シーズン初勝利)　
最多失点：3失点（3試合）
無失点：14試合　
無得点：9試合

戦績：15勝16分11敗　 勝ち点61　58得点　46失点　で11位
先制試合：25試合　15勝2敗8分（逆転負け東京Ｖ・鹿児島）完封勝ち8試合
先制された試合：11試合 0勝9敗2分　完封負け3試合 無得点9試合
スコアレスドロー：6試合(栃木、柏、山形、徳島、愛媛、大宮)

ホーム： 7勝11分3敗　 勝ち点32　 27得点　 19失点 得失点＋８
アウェイ：8勝5分8敗　 勝ち点29　 31得点　 27失点 得失点＋4

垣田8ゴール、加藤 大樹とクルーニーが7ゴールと得点源は移籍も、昨年複数得点取っている選手が11名（岡山は5名）

移籍情報（スポナビ参照：2020年2月20日時点）

ファジアーノ岡山
【加入】
パウリーニョ 　　MF 松本山雅FC 　　　　31歳 2020/1/12
増谷 幸祐 　　　　DF FC琉球 　　　　　　　　26歳 2020/1/6
ポープ ウィリアム GK 川崎フロンターレ 25歳 2019/12/28
山本 大貴 　　　　FW 松本山雅FC 　　　　28歳 2019/12/28
清水 慎太郎 　　　FW 大宮アルディージャ 27歳 2019/12/27
白井 永地 　　　　MF 水戸ホーリーホック 24歳 2019/12/24
上門 知樹 　　　　FW FC琉球 　　　　　　　　22歳 2019/12/23
徳元 悠平 　　　　DF FC琉球 　　　　　　　　24歳 2019/12/15
野口 竜彦 　　　　FW 中央大学 　　　　22歳 2019/11/29
山田 恭也 　　　　MF ファジアーノ岡山U-18 18歳 2019/8/19

【移籍】
武田 将平 　MF ヴァンフォーレ甲府 25歳 2019/12/27　期限付き
仲間 隼斗　 MF 柏レイソル 　　　　27歳 2019/12/26
松本 健太郎 MF いわきFC 　　　　23歳 2019/12/23
一森 純　　 GK ガンバ大阪 　　　　28歳 2019/12/13

【期限付き移籍期間満了】
久保田 和音　 MF 未定　　　　　　　 23歳 2019/11/29
西村 恭史　　 MF 清水エスパルス 　　　　20歳 2019/11/29
中野 誠也 　　FW ジュビロ磐田 　　　　24歳 2019/11/29

J1に仲間、一森が個人昇格。しかしながらCBも若手からベテランまで豊富（少し人数多い気もしますが・・けが人が出ても対応できる）SBに増谷や徳元を補強。更には仲間のポジションに昨年14得点の上門を獲得。加えて中盤にパウリーニョや水戸からハードワークできる白井も獲得

攻撃のバリエーションが増え、昨年の継続と進化が見えれば上位を狙える陣容に。そのためには若手の台頭が必須にはなってくる

ツエーゲン金沢

【加入】
下川 陽太　 DF 松本山雅FC 　　　　24歳 2020/1/13　　期限付き
ルカオ 　　FW 鹿児島ユナイテッドFC 24歳 2019/12/28　期限付き
杉井 颯　　 DF 柏レイソル 　　　　19歳 2019/12/28　期限付き
ホドルフォ DF メトロポリターノ 22歳 2019/12/27　期限付き
山田 将之 　DF FC東京 　　　　　　　　25歳 2019/12/25　期限付き
石井 綾　　 GK 水戸ホーリーホック 26歳 2019/12/25
加藤 陸次樹 FW 中央大学 　　　　22歳 2019/9/20
西田 恵 　　MF 大阪体育大学 　　　　22歳 2019/8/29
本塚 聖也　 MF 金沢星稜大学 　　　　22歳 2019/7/18
上田 樹　　 GK ツエーゲン金沢U-18 18歳 2019/7/11
高安 孝幸 　DF 興国高校 　　　　18歳 2019/6/28
田路 耀介　 MF 興国高校 　　　　18歳 2019/6/28

【移籍】
アラン　　 DF エスペランサSC 　　　　30歳 2020/2/12
榎本 滉大　 DF おこしやす京都AC 25歳 2020/1/27
清原 翔平　 MF SC相模原 　　　　32歳 2020/1/10
新井 栄聡 　GK 清水エスパルス 　　　　24歳 2020/1/9
谷口 遼弥 　FW アルビレックス新潟シンガポール 20歳 2020/1/9
山本 義道 　DF 横浜F・マリノス 　　　　24歳 2019/12/27
梅鉢 貴秀 　MF 未定 　　　　　　　　27歳 2019/12/27
垣田 裕暉 　FW 鹿島アントラーズ 22歳 2019/12/26
加藤 大樹　 MF モンテディオ山形 26歳 2019/12/25
小松 蓮 　　FW 松本山雅FC 　　　　21歳 2019/12/25
後藤 雅明 　GK 湘南ベルマーレ 　　　　25歳 2019/12/24
沼田 圭悟 　DF FC琉球 　　　　　　　　29歳 2019/12/23
小島 雅也 　DF ベガルタ仙台 　　　　22歳 2019/12/13
クルーニー FW CSカルタヒネス 　　　　25歳 2019/11/29

柳下監督の体制4年目を迎える今季は昨年の得点源でもあった、垣田、加藤大樹、クルーニーが抜けた穴を新戦力でもあるルカオや加藤陸次樹、移籍期間を延長し今季はスタートから戦う山根の活躍に期待がかかる

運動量豊富な下川や、山田等計算できる選手の補強ができたように見える。入れ替わった分、チームとして戦術の落とし込みには一定の時間はかかるかもしれないが、ベテランの廣井や作田、杉浦、白井と柳下監督の下でこれまで3年間プレーをしており理解度も高い

若手との融合が進めば面白い存在になりそうだ

トレーニングマッチとけが人情報（各チーム公式ＨＰより参照）

ファジアーノ岡山

関戸健二選手
【手術日】 2020年2月19日（水）
【外傷名】 左膝クリーニング手術
【全治】 3カ月

赤嶺真吾選手
【受傷日】 2020年1月24日（金） 練習中
【外傷名】 右下腿部肉離れ
【全治】 4～6週間

齊藤和樹選手
【手術日】 2020年1月15日（水）
【外傷名】 右膝関節炎 クリーニング手術
【全治】 3カ月

福元友哉選手
【手術日】 2019年11月27日（水）
【外傷名】 右膝半月板損傷
【全治】 6カ月

トレーニングマッチ

2020年2月9日（日）11:00キックオフ（45分×4本） ＠シーガイア・イベントスクエア1

＜試合結果＞
サンフレッチェ広島 5 - 1 ファジアーノ岡山
（1本目：0 - 1、2本目：2 - 0、3本目：1 - 0、4本目：2 - 0）

【得点者】
1本目　13分 三村真

2020年2月5日（水）11:00キックオフ（40分×4本） ＠綾町小田爪多目的競技場

＜試合結果＞
ヴァンフォーレ甲府 1 - 1 ファジアーノ岡山
（1本目：1 - 1、2本目：0 - 0、3本目：0 - 0、4本目：0 - 0）

【得点者】
1本目　29分 白井永地　34分 ヴァンフォーレ甲府

2020年2月2日（日）12:00キックオフ（30分×4本） ＠宮崎県総合運動公園サッカー場

＜試合結果＞
ファジアーノ岡山 1 - 0 ホンダロックSC
（1本目：1 - 0、2本目：0 - 0、3本目：0 - 0、4本目：0 - 0）

【得点者】
1本目　25分 山本大貴

ツエーゲン金沢
長谷川巧選手
■傷病名　右膝前十字靭帯損傷
■全治　　全治8ヶ月
■その他　8月31日（土）鹿児島ユナイテッドFC戦で受傷

西田 恵選手
■負傷名　左第5中足骨骨折
■全治　全治3ヶ月
■その他　リリース：1月14日　既に市内の病院にて手術を終えています

トレーニングマッチ結果

■日時　2020年 2月 13日（木）13:00kick off　30min×4
■会場　高城運動公園多目的広場
■対戦　ロアッソ熊本
■スコア（得点者）
1本目 0-1
2本目 0-0
3本目 1-0（山根）
4本目 0-0
Total 1-1

■日時　2020年 2月 8日（土）11:00kick off　45min×4
■会場　清水台運動公園
■対戦　V・ファーレン長崎
■スコア（得点者）
1本目 1-0（加藤）
2本目 0-0
3本目 0-1
4本目 0-4
Total 1-5

■日時　2020年 2月 5日（水）10:30kick off　30min×4
■会場　宮崎市清武総合運動公園多目的広場
■対戦　テゲバジャーロ宮崎
■スコア（得点者）
1本目 1-0（山田）
2本目 0-0
3本目 2-0（加藤、杉浦）
4本目 0-2
Total 3-2

■日時　2020年 2月 1日（土）13:00kick off　45min×2
■会場　生目の杜運動公園陸上競技場
■対戦　アビスパ福岡
■スコア（得点者）
1本目 0-3
2本目 0-0
Total 0-3

2019年シーズンの試合ハイライト

昨年は雨の中行われた岡山のホーム戦（2節）。たまたまですが、実況担当は私能政夕介でした。今季も担当させていただきます

そして金沢のホーム戦は終盤の40節に対戦し1-1の引き分けでした

さて、今季はどんな試合を見せてくれるでしょうか？

個人的な注目選手

ファジアーノ岡山　背番号19 ** #上門知樹 **　背番号7 ** #白井永地 **
上門は昨シーズン在籍4年目の琉球でキャリアハイの14ゴールをリーグで記録。チームの勝利に大きく貢献した。初の移籍となる岡山の地でどのような輝きを見せるか注目ししたい
共にプレー経験のある増谷や徳元の加入は本人にとっては大きなプラスになる。昨年仲間選手がつけた19の背番号を背負ってチームを引っ張ることができるか楽しみでもある

また水戸から加入の白井もボランチと右サイドでもプレーができる器用な選手。ハードワークもでき、岡山のスタイルとも合致。まだ20代半ばだが昨年は40試合に出場し、水戸の躍進を支えた
J2経験も豊富な白井が新チームでどんな融合を見せるか楽しみにしたい。
また上門の白井も移籍前のチームで昨年対金沢戦でゴールも決めている

ツエーゲン金沢　　背番号39　 #下川陽太 　背番号7　 #山根永遠
昨年は愛媛でプレーしてキャリアハイの37試合3得点と手ごたえを見せた下川は今季金沢でプレーを選択
豊富な運動量での上下動とクロスが持ち味。昨年は得点感覚も身につけ確実にレベルアップ。今季また新たなチームでどのような変化と成長を見せるか期待が集まる

そして山根も昨年から期限付きで加入。明るいキャラクターだけではなく結果でもチームに貢献。終盤は怪我で離脱があったが、セットプレーのキッカーを務める等C大阪時代からの成長も見せた
ハードワークできることもチームコンセプトにあっており、今季スタートからどのような活躍を見せてくれるか？特にルカオとの連携は楽しみなポイント

2月23日（日・祝）に行われる2020年シーズンの開幕戦。コロナウィルスの影響もありますので、どれだけの方がスタジアムに足を運ばれるか分かりません。

ただ、有馬監督・柳下監督がこれまで積み上げてきたこと。

そして、新戦力の融合。両チーム若手を主体にしつつチームを積み上げてきていることを感じるので本当に楽しみです。スタジアム、DAZNで是非お楽しみください！

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