司法修習の不文律
ご無沙汰しております!
76期の皆さんは導入修習お疲れさまでした!
慣れないことも多くて大変だった方もいらっしゃると思いますが、ゆっくり休んで実務修習を楽しんでくださいね。
修習中はなかなか時間がなくてnoteを更新することができませんでした、、
ということで!76期の皆さんが実務修習に行く前に、修習中に目にした不文律(?)についてまとめていこうと思います!
???「わかんないわかんない言いながらやるのが楽しいんじゃないですか!!失敗も思い出!趣がないなあ!」
そういう方はここで閉じていただいて、存分に実務修習で暴れてきてください!
それでは目次へ!
①修習先への手土産
特に弁護修習先の手土産問題でお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
結論からいうと、僕は最初には何も持って行かず、実務修習最終日と選択型のホームグラウンド修習の最終日にそれぞれお菓子を持っていきました。
理由は、①事前に先生とあまり連絡が取れなかったこと、②先生方及び事務局さんの好みがわからなかったことです。
もっとも、他の同期たちで修習開始日に手土産を持っていっている人もいました。
余裕がある人は最初に持って行ってもいいのかもしれませんね。
どちらにせよ、修習の最後には手土産を持って行くことをおすすめします!
②やると怒られること
お昼ご飯の時間を守らない(裁判修習)
部屋からいなくなる、部屋で修習と関係ない話を話し続ける(裁判修習)
偉い人が話しているときに水を飲む(検察修習)
廊下で飲み食いをする(検察修習)
挨拶をしない(全部)
事件記録を指示通りに返却しない(全部)
③おやつという概念、起案
突然ですが、起案時間中にはおやつという概念があります。
昼食は、決められた時間にしかとってはいけませんが、おやつであれば常にとってかまいません。
二回試験も見据えて、自分に合ったものをみつけておいてもいいかもしれませんね。
次に起案についてです。
詳しいことは他の方のブログ等に書かれているので割愛しますが、1行ずつ空けて書き、設問ごとにページは分けましょう。
また、ページの下にページ番号を書き、設問1から順に整理して提出しましょう。
④株の取扱い
研修所の担当者の方に聞いたところによると、通常の範囲であれば売買をしてもかまわない(配当金も受領してかまわない)ということでした。
なにが通常かはわかりません!
⑤名刺は作るべき?
(2023.1.5追記)
名刺を作るべきか、作るとしてどのくらい作るべきかで悩まれる方は多いと思います。
個人的には、その修習地で就職するつもりがあり、かつ余裕があるのであれば、50枚以上あってもいいと思います。
名刺を渡す主な相手としては
①指導担当弁護士及びその事務所の他の弁護士(渡した方がよい)
②弁護修習中に出会った指導担当以外の弁護士(渡した方がよい)
③弁護修習中に出会った弁護士以外で、名刺をくれた方(必須ではないと思います。)
④弁護修習中に法律相談に同席した場合の相談者(必須ではないと思います。)
あたりだと思います。
③、④に関しては指導担当弁護士がどのような人物かを紹介してくれる場合が多く、渡すに越したことはないと思われるものの、必須ではないと思います。
以上の通り、圧倒的に弁護修習中に使うことが多いです。
裁判官や検察官と名刺交換をするシチュエーションは多いとはいえないと思います。
⑥コラム
偉い人はお話し好き?
検察修習では、2~3人がペア(1人が主担当)となり、事件を処理していきます。
そして、修習生を担当してくださっている課の課長と、検事正及び次席検事に決裁やその報告に行くことになります。
僕の修習地の検事正、次席検事、総務課長は非常に魅力的な方で、決裁や決裁の報告に行くといろいろなお話をしていただけました。
ここで注意です。
自分が主担当ではない事件であっても、決裁及びその報告では感想や疑問点を求められることが多いです。
自分が主担当はないと油断しがちですが、一応ペアの人が主担当の記録もざっと読んで備えておいた方が楽しいと思います。
以上です!
他にも修習地ごとでいろいろあるかと思いますので、詳しい話はその地の先輩等に聞いてみてくださいね!
みなさんの修習が楽しいものとなることを祈っております!!