やぎちゃんが思うこと
みなさまこんにちは、昨日は一日ホットカーペットの上で色んなことを進めていたやぎちゃんです。
猫になれる絨毯…最高なんですこれが。
さて!小出し作戦、見事に失敗したので🙃
本日は、この「ことはじめ」を始めようと思ったきっかけを少し長くなりますがお伝えさせていただこうと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
長崎に帰ってきたこと
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は昨年、東京の大学を卒業し、ある目標を胸に長崎に帰ってきました。
その目標は「看護師」なのですが、これはこれで話が長くなるので、またゆっくりと☺️
端的に経緯を話すとこんな感じです↓
大学時代、志願していた看護大学の入試で挫折
↓
でも諦めきれない。but,次の入試に生かすには"社会人"としての経験が必要
↓
しかし就活は入試準備のためしていなくて、東京で暮らす覚悟もなく、やむ無く帰郷。
↓
ただ、母校の音楽学部でパイプオルガンの研究枠があり、研究したい分野でもあったので、いまは学生として活水女子大学に在籍しています。
そんなこんなで帰郷した私、世間はコロナ禍。
私自身は2週間のステイホームを終え、地元の経済を回さねば!と
観光客がいなくなった長崎をぶらぶら歩きました。そこで感じたのが、
「なんか物足りない・・・。」という感覚。
そりゃそうかもしれませんね。昨年3月まで4年間、”東京”の”渋谷・表参道”にある大学の女子大生だったのですから!もちろん、いまの長崎もすごく素敵だと思います。
なんてったって私自身、長崎が大好きなのです。
豊かな自然、美味しい食べ物、美しい街並み、温かい人たち・・・♡
ただ、音楽や芸術が好きな私の視点で、
「長崎らしいアート」や「長崎のミュージシャン・演奏家・アーティスト」の存在が感じられない、、
そんな所に寂しさを感じてしまったのが素直なところ…。
またなんとなく、長崎は街と芸術に距離があるなあ、とも感じて。
街自体には魅力があるのに、その舞台を使った催し物がないこと…そしてコンサート等もそれぞれが個々に開催している状況、意志を持って調べないとその情報に辿り着けないことに、もったいなさも正直感じたのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ながさき若者会議でのこと
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんな中、ひとつ、心惹かれたものが
「あなたらしい生活様式」と言うコピーの長崎市の広告。
もともと「新しい生活様式」という言葉に抵抗があった私。
今までの生活全てを切り替えて、コロナと戦うのか…と正直苦しみを強いられていた中で長崎の「な」が加わって、「あ"な"たらしい生活様式」と表現するだけで前向きに捉えられる、コロナの状況でも豊かさのある投げかけをしている長崎市に心打たれました。
どんな方が企画したのだろう!どんな方がデザインされたのだろう!
そんなこんなで長崎市の取り組みを調べている時、ふと
「ながさき若者会議(仮)」のメンバー募集に目が留りまして。
この募集をみて「わたし何かできるかも!」と思い応募。
そして、やぎちゃんが燻っていた「想い」が「言葉」になりました。
「長崎で芸術祭を開催したい!そしたらすっごく楽しそう!」
応募用に下書きしたメモと応募文(やってみたいこと、実現したいことの項目)を証拠に載せておきます💁♀️
<やってみたいこと、実現したいこと>
私は長崎で芸術産業に貢献したいと考えています。
長崎には素晴らしい長崎出身のアーティストや長崎で活動するアーティスト、また長崎を題材にした作品も多くあります。また街並みも芸術的であり長崎県美術館や水辺の森公園を初め、出島、グラバー園、ブリックホールなど芸術を展示したり上演するに適した場所が多く存在しています。それを生かして街全体を会場に長崎にゆかりのある様々なアーティストの作品を展示・上演し、アーティストの活動の場や市民の地元への愛着や関心を引き出す”ながさき芸術祭”を企画したい、それが私の実現したいことです。
しかし、この構想は未だ私自身のアイデアに留まっており協力しあえる仲間がいません。企画面・経済面での懸念点も挙げればきりがないと思います。ここまで大きなプロジェクトでなくとも、「ながさき若者会議(仮)」でご意見やご協力を賜りながら、長崎のアート産業に少しでも力になれたら嬉しいです。
まあ当時は、相当大きいこと考えちゃっているなあ、
と私でも思いました!^^;
ですが今でも実現させたい。そう思っています。
こんな野望を抱きつつ、有難いことにながさき若者会議のメンバーに選んでいただいたことで、妄想で終わらせるのではなく「実現」に向けて歩む覚悟ができました。
そして、若者会議の中でたくさんの出会いやきっかけが与えられて、いまの「ことはじめ」立ち上げと運営に繋がっています。
(実はながさき若者会議でよく「はじめの一歩」という言葉が使われるのですが、これも「ことはじめ」にかなり影響を受けています…🤤)
そんなとこで、そろそろ「ことはじめ 」について語りますね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
長崎から こと を はじめ ていく
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここでは、運営メンバーや日々お世話になっている方と、今後ことはじめ が取り組んでいきたいことご紹介いたします!
まず、私の背中を押してくださり「ことはじめ」をことを一緒に進めている、林孝行さん。
この方も「ながさき若者会議」のメンバー。
タカさんは普段長崎でアパレルショップの店長をされながら、アコースティックの弾き語りで音楽活動をしています。
その出会いは2020年10月2日、カリオモンズコーヒーにて。
同じように長崎の音楽シーンに物足りなさを感じているなかで、いろんなご活動をされていらっしゃいましたが「音楽1本で生きる大変さ」や「個人活動」という点で限界を感じられ、思いを燻っていらっしゃいました。
お話を伺いつつ、私の想いにも共感してくださり、
「そしたら何かやってみよう!」と
その場で1月23日に何かすることを決断。
そのきっかけで一緒にことをはじめられる幸せたるや。。。
またその後も、いろんな方にいつも助けられて…。本当にありがとうございます。
林さんのご活動・演奏はぜひこちらをご覧ください!
https://asofuku.com/interview/1454/https://instagram.com/t.hayashi3325?igshid=1j5hzhira9xsehttps://www.youtube.com/.../UCUSwd77.../featured
また、このnoteでも私に変わってことはじめ の想いを言葉にしてくださっています!
https://note.com/kotohajime0123/n/n482a418bbf3dhttps://note.com/kotohajime0123/n/n16b32520078f
ことはじめ がこれから始めていくこと、それは
①長崎のアーティストが自由に表現できる「環境」を創る
②長崎で課題が残る建物の活用を考え、芸術的観点から提案する
③アートと音楽で長崎に暮らす人々の固定観念を壊す
ことです。
①長崎のアーティストが自由に表現できる「環境」を創る
いま、長崎でのアート活動はかなり難しい状況にあります。
現地のアーティストや演奏家にお話を伺うたびに、
・そもそも舞台に上がる「機会」が極端に少ない
・練習、創作活動をする「場所」が見つからない
ことを課題としてらっしゃいます。
アート活動は、ご自身の才能だけでなく練習量、お客様に見てもらい評価される経験、ある程度自由な創作環境が必要不可欠。
演奏会や個展は個人でも企画することはできますが、会場手配から音響機材・展示物の搬入搬出、集客のための広報、さらに本番に向けた練習、などの負担を考えると継続性に乏しいのです…。
いまの長崎に必要なのは、アーティストが自由に活動できる環境づくり。
それぞれのアーティスト同士が繋がりをもったり、特性を活かしつつ課題を補い合う環境づくり。毎回ノルマを抱えながら、必死にチケットを売らなくてもお客様に情報が行き届き、自然と人が集まる環境づくり。
そのようにして長崎のアーティスト1人1人の負担を減らし、本来の「音楽」や「アート」の探求に全力を注げる存在に「ことはじめ」がなったら嬉しいです。
実は、このコロナ禍、非常事態宣言も出ている中、私たちは何が何でも1月23日に"やるんだ"という強い意志のもとプロジェクトを動かしています。それは、
「状況の変化を言い訳に芸術活動を諦めたくない、諦められたくないから」
この先、コロナの収束が無事訪れたとしても、いずれまた社会には困難や大変な状況が生まれることと思います。
もちろん、いま現時点で新型コロナウイルス感染症により苦しんでおられる方々、日々戦っておられる医療従事者の方々、他にも困難な状況に立ち向かっておられる方がたくさんいらっしゃいます。私自身もいつ感染・発症するか分からない中ことを進め、不安を覚えることもあります。
(どうかそんな中でも多くの方の健康が守られ、大切な家族・友人との時間を大事にできますように、日々お祈りしています。)
ただ、こんな時でも、いやこんな時こそ、芸術は人々の心を救うと私は信じています。
アーティストも創作・表現をしている瞬間が1番生き生きしていること。聴く側・観る側も芸術によって日々の活力が見出されること。
私自身も辛いとき、音楽やアートに救われた経験があります。苦しい中でも希望を見いだせる「ことはじめ」であれるように協力して頑張っているところです。
もちろん運営メンバー全員、体調管理に万全を記しております。また配信当日も
・検温
・演奏時以外のマスク着用
・30分毎の換気
・手洗いうがい手指アルコール
を徹底して感染症対策に努めながら
運営してまいります。
1月23日、一緒に楽しみましょう!
②長崎で課題が残る建物の活用を考え、芸術的観点から提案する
歴史的で異国情緒あふれる街並みの長崎。ですが実際、活用に課題が残る建物が多いようです。
例えば、ドラゴンプロムナード。これは私たちが会場探しに翻弄していた際、候補の1つとして挙げていた場所なのですが、老朽化も伴って活用に大きな課題があり取り壊しも検討されています。
👉長崎新聞より:「ドラゴンプロムナード」20年 利用低迷、進む老朽化https://this.kiji.is/335041368131945569
ですがやぎちゃんとしては、もっとこういった場所でも積極的に芸術の展示・演奏をするべきだと考えています。
「芸術を身近なものに」
これは、ことはじめ の理念の1つです。
・芸術、アート展示を「コンサートホール」や「ライブ会場」、「美術館」「博物館」という枠を取っ払うこと。日常にこそ芸術を溶け込ませること。
・「どう活用したらいいか分からない空間」にアートの柔軟性を持って活用を提案していくこと。
・アーティストや空間そのもの、それぞれに同じ程度のリスクがある中で演奏、展示を行うことでそれぞれの経験と改善点の発見、成長に繋がること。
そのことによって、新たな空間活用や芸術に対する新しい考え方が生まれたり、そこに人が足を運ぶことによって本来のあり方を取り戻し、芸術が介入せずともその「場所」と「人」が繋がる瞬間が生まれたら素敵だなと期待しています。
またそのきっかけに「ことはじめ」がお役に立てたら大変嬉しいのです。
今回も、普段お仕事や会議室としての利用を主とされている、
「長崎駅前 コワーキングスペース ミナト」から配信をお届けいたします。
私たちも、アーティストにとっても初めてのオンライン配信でいまから緊張していますし、当日もいろんなハプニングが起こると思いますが、ぜひ温かい心でご視聴いただけたら幸いです。
ミナトさんにはこの度の立ち上げ、企画推進の中でたくさん大変お世話になりました!!!!!本当にありがとうございます😭 当日もよろしくお願いいたします🙇♂️
長崎駅前 コワーキングスペース ミナトさん
HP:https://minato-space.com/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCuYlXThNX_rA5ZtustvGDBA
(ミナトラジオにて、ことはじめ の枠もいただいております🤝)
③アートと音楽で長崎に暮らす人々の固定観念を壊す
長崎で感じた、街と芸術の距離感を縮めるにはそれが肝だとやぎちゃんは考えていて…
音楽は「ホール」に聴きに行くもの、美術は「美術館」に観に行くもの。
逆に「カフェ」は珈琲やケーキをいただくところ、「銭湯」は身体を洗いに行くところ、「商店街」は買い物をするところ。。。
確かに、それで良いのです。何も悪くない。ただ、何か物足りない。
そんな日常にこそ非日常と思える「芸術」を感じ、心が安らぐ瞬間や生活が豊かになるきっかけを与えていきたい。
そしてその刺激から生まれる、新しいことがより長崎を楽しくしてくれるはず。
ここは「ことはじめ」が今後、いろんなことをはじめながら皆様と一緒に考え、一緒にやってみることで、少しずつ広げていけたら良いなあと思っていることでもあります。
なので今後にぜひご期待ください…!
わたしの「はじめの1歩」が
みんなの「はじめの1歩」に なりますように。
そんな想いの中で生まれた ことはじめ。
本当の「はじめの1歩」が今週末に迫っています!!わわわ!
準備、、、本当に色々ありました。わたし自身もかなり苦しみましたし、すでに色々反省しています‥。
でも、めちゃくちゃ、楽しいです、そして楽しみです。
そしてやっとこさ、告知・宣伝でふ…!
本来、お客様に来ていただき“生”で音楽や芸術に触れていただきながらコーヒー片手にゆっくりお過ごしいただくイベントにしたい、と考えておりました。
ただ、昨今の状況や私自身の力不足もあって、今回は「お試し」も兼ねたコンパクトなオンライン開催とさせていただきます😌
今回、オンライン配信となりますが事前申し込み制で1,000円以上ご支援いただいた方に配信用のURLを送らせていただく形です。
☆これも、長崎で無料ではないイベントをすることにより、みなさまからきちんと"お金"という対価をいただく緊張感と、アーティストへ対等な謝礼をお渡しできるシステムづくりの一貫として取り組んでおります。ご理解いただけたら幸いです。
🎵ご出演いただくのはこちらの方々🎵
▶︎林孝行(アコースティックギター弾き語り)
長崎を中心に活動中の、アコースティックギター弾き語りシンガーソングライター。高校時代、それまで全く興味のなかったギターと、ひょんなことから出会いギターに目覚める 。
また、その頃テレビCMで流れていた小田和正の歌声に感動し、勝手に「師」と崇めるようになる。
18歳で地元長崎のミュージックシーンに新風を吹き込んだ、その独特な唯一無二のハイトーンヴォイスと情緒的な歌詞は、一度聞いたら忘れられない「長崎市の小田和正」。
SNS:https://instagram.com/t.hayashi3325?igshid=1j5hzhira9xse
YouTube:https://www.youtube.com/.../UCUSwd77.../featured
▶︎堤眞利恵(ソプラノ歌手)
愛知県立芸術大学音楽学部音楽科声楽専攻卒業。学内選抜により第45回卒業演奏会出演。第42回長崎県新人演奏会グランプリ受賞。
文化庁委託事業、日本演奏連盟主催のオーディションにより選抜され、第19回新進演奏家育成プロジェクト福岡にて九州交響楽団と共演。
長崎市アウトリーチ登録アーティストとして2019年よりソプラノデュオ「堤内」として活動中。これまでに大橋睦子、佐橋美起、大下久深子、マルチェッラ・レアーレ、清水祥子の各氏に師事。
SNS:https://instagram.com/tsutsumi.marie?igshid=ivcsujsl9l26
HP:https://marietsutsumi1217.wixsite.com/-site
▶︎hiroto(アーティスト)
1997年生まれ、長崎県出身。海星高校卒業。
長崎で古着を使ったアート作品を手掛けるアーティスト。
熊本大学工学部建築学科卒業。古着を用いたリメイクアートの他に、コラージュアートやイラストの製作も行なう。アトリエは空きテナントを自ら改装し、ショップとしても活用しながら創作活動を行なっている。
SNS:https://instagram.com/hiroto_morisaki?igshid=nem0cq4dsuwz
▶︎後日配信:Tweedia(長崎大学アカペラバンド)
バラードのラブソングを皆様に届けるアカペラバンドです!
結成してまだ1年経たないバンドですが、聞いてくださる皆様の心に届くような演奏を行います🕺
※Instagram等でご紹介しておりましたCHEBLOさんは参加を辞退され、この度のご出演はありません。楽しみにしてくださっていた皆様、応援してくださった皆様のご期待に添えないこと、心からお詫び申し上げます。
↓↓イベント詳細・お申し込みはコチラ↓↓
イベントページ:https://fb.me/e/3iEdrXzqy
お申し込み(直接):https://forms.gle/LDvv52Lij7F8LNXPA
・お申し込み後、ご入金と配信先のURLをご案内いたします。
・金額に応じて、出演者へに上乗せして謝礼をお渡しさせていただいたり、後日ささやかなお礼をご支援者さまに贈らせていただきます。
・お支払い方法は、PayPayか銀行お振込の2つからお選びいただきます。
↓↓ことはじめ のリアルな進捗はコチラ↓↓
Instagram:https://instagram.com/kotohajime_0123?r=nametag
Twitter:https://twitter.com/kotohajime_0123
最後に最後に、、
いつもお支えくださっている、ながさき若者会議のみなさま(特に林幸之さん、森勇吉さん、小岱海さん、片山茜さん、宮﨑小遥さん、片山胡桃さん、岩本諭さん、井須良麦さん、山田果林さん)、chiicoLab.のみなさま(特に立石健吾さん、中村友さん、齋藤秀雄さん、TANOさん)、長崎駅前 コワーキングスペースのみなさま、他にも運営メンバー、ご興味を抱き関心を寄せてくださっているみなさま、本当にありがとうございます😭
ぜひこれからも、ご支援・ご協力・お見守りのほどよろしくお願いいたします🤲
寒い日が続く今日この頃、みなさまのお疲れも溜まりやすい時期ですので、どうぞご自愛のうえお過ごしください!
1月23日、みなさまと一緒に“こと”を“はじめ”ていくことを心から楽しみにしています!🥰
ことはじめ 隊 やぎちゃん
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?