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メタバースの概念拡張を目指せ!Part.3 『相互作用性』
概念拡張の記事も全然かけてないけど、気が向いたときに記事にしていくよ~!今日は『相互作用性』についてだよ!
メタバースにおける『相互作用性』とは、リアルとバーチャルの2つの側面から作用(影響)を及ぼせることだよ!
現在展開されているメタバース関連のプラットフォームの1つにclusterがあるよね!clusterはクラスター社が運営しているプラットフォームで、まあ要はVRChatやNeosVRと同じようなプラットフォームの1つだと思ってくれればいいと思うよ!(違いはあるけどね)
それで、clusterがエイプリルフールネタとして
『あ~んVR』発売決定」と題し、バーチャル空間と連動して食事を食べさせてくれる物理デバイスを開発・販売する、という内容
,cluster社,”https://tech-blog.cluster.mu/entry/2023/06/15
",閲覧日時2023年6月16日
ってことをしていたのね。何をしていたかというとclustar(VR空間)と連動するロボットアームを使って他の人にご飯を食べさせてあげるってこと!!!おもしろいよね!
相互作用性
ここからが本題なんだけど、ここで重要になってくるのは情報のやり取りが相互に流れているのかってこと。
リアル ➡ バーチャル(仮想空間)
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今比較的広く利用されているVR空間を利用したサービスはVRChatやcluster、NeosVRあたりだと思うの。もちろん他にもいろいろあるけど私の周りではここら辺を使ってる人が多いかな~
これらのサービスは基本的にリアルの現象をもとにしてバーチャル(仮想空間)に作用するよね。例えばリアルで手を振ると、バーチャルに居るアバターで音字用に手を振ることができるという感じ!
これはつまりリアルからバーチャルへ作用(影響)を与えているということ。
バーチャル(仮想空間) ➡ リアル
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では、逆にバーチャルからリアルに作用するものはどんなものかというと、例えば少し前に流行ったプロジェクションマッピング。これは正確にはVR空間ではないけれど、仮想の空間をプロジェクターを使ってリアルの世界に表現することができるよね。
これらの問題点
「リアル ➡ バーチャル(仮想空間)」
「バーチャル(仮想空間) ➡ リアル」
この2つには大きな問題があって、それは作用される(影響を受ける)側の変化が作用させる(操作を加える)側に伝わらないということ。
どういうことかというと、バーチャルのアバターの手の位置を動かしても、リアルの手の位置は変わらないし、プロジェクションマッピングしている建物が崩れても、プロジェクターで映している空間は変化しないよね。
つまり一方方向にしか情報が伝えられないということ。
バーチャル(仮想空間) ⇄ リアル
これからのメタバースではバーチャルとリアルの両方が影響を与えられる必要があると私は考えてるよ!
リアルで起きた現象はバーチャル(仮想空間)に影響を与えるし、バーチャルで起きた現象も同じようにリアルに影響を与えるようになるってこと!
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極端な例を挙げると、机の上にコップがあるとするよね。リアルで人がコップを動かすとバーチャル(仮想空間)にあるコップも同じように移動するの。
それで、バーチャルに居るフレンドが仮想空間でコップを動かすと、私が居るリアルにあるコップも同じように動くってこと!
つまり、私の考えるメタバースではリアルとバーチャルの世界が今よりもっと深いところで繋がることができるということ。これができるようになることでリアルでもバーチャルでも今よりもっとできることの幅が広がっていくよ!
それに、これは常に相互作用性が100%でないといけないというわけではなくて、時には0%に、またほかの時には200%といったように相互作用性を自由に変化させることができるってことが重要なポイントだよ!
えっ?でも今でも相互作用性あるよね?!
はい、お気づきのとおり部分的に相互作用性実現してるよね。特にVR空間では音なんかはわかりやすいかな?
自分のアバターの左右に立ってる人からする声、当然その声はその人が居る方向から聞こえるよね。つまり、バーチャルからリアルに影響を与えているといえるよね。
特に音は左右のスピーカーを使って3次元空間上の任意の位置に音の発生源を再現することができるよね。(SonyやAppleの空間オーディオみたいなやつ)これを利用することでかなりリアルに近い音空間を作り上げることができるね!
ただし、これは音という比較的再現が容易な対象だからということ。今の環境ではリアルの物体をVR空間に同期することはできても、VR空間の物体をリアルに反映するのはなかなか難しいよね。