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【VR】指トラ(ハンドトラッキング)デバイス情報まとめ

1月に突如2社から相次いで発表された指トラ(ハンドトラッキング)機能を追加するアタッチメントデバイスについて情報をまとめてみたよ!

指トラ(ハンドトラッキング)とは?

指トラ(ハンドトラッキング)は主にVRで人の指の動きを取得するための機器や装置のことだよ。これまではVRコントローラーに指トラ用のセンサが内蔵されているものか、外付けのカメラなどを使ってセンシングする必要があったよ。

今回2社から発表されたデバイスは既存のVRコントローラーに後付けするセンサを取り付けることで、指の動きを取得できるようになるものだよ!

指トラ(ハンドトラッキング)デバイス

今回発表された指トラ(ハンドトラッキング)デバイスは”Diver-X 株式会社”と”株式会社ジンテクス”から発表されたよ!

Diver-X 株式会社 ➡ 「ContactSheet」
株式会社ジンテクス ➡ 「Yubitora+」

それぞれについて特徴を紹介するよ!

どちらのデバイスも開発中の製品で実際に発売されるタイミングでは現在の情報と違った部分がある可能性があるので、購入する際は最新の情報を調べてね!




Diver-X 株式会社 ➡ 「ContactSheet」

Diver-Xが発表した指トラ(ハンドトラッキング)デバイスで名称は「ContactSheet」って名前だよ。

既存のVRコントローラーに貼り付ける(Quest Proはバンドで固定も可)タイプのセンサデバイスになっているよ。

対応機種

対応機種は以下のコントローラーだよ。

  • Quest2

  • Quest3

  • Quest Pro

センサ方式

センサのは2種類搭載されていて、静電容量センサ(多極)と感圧センサ(圧力センサと同義?)が搭載されているよ。

ハンドトラッキング

トラッキングできる対象は各指の曲げになるよ。
ただし、第1関節(指先の関節)だけの動きは独立して検出できないよ。ガオーのポーズは難しいかもね。。。💦

対応環境

ちょっと何を使って接続するとか、ソフト側(アバター)の設定によって利用できる環境がいろいろありそうな感じ…

VirtualDesktop・SteamLink
 ➡ VRChat(OSC必須)
 ➡ Indexコントローラエミュレーションで動作可能になったよ!(追記)

AirLink・QuestLink
 ➡ VRChat、Resonite、Cluster、VirtualMotionCapture、その他SteamVRアプリケーション(Indexコントローラエミュレーション、またはOSC利用)

スタンドアロンモード(VRゴーグル単体動作)
 ➡ PCとVRゴーグルを接続する必要はないけど、専用ソフト(DivingStation)をPCで実行する必要があるみたい(ゲーミングPCは不要)

OSCを使うとアバター側のセットアップでパラメータを177bit(Lite版は107bit)使うみたい・・・?!結構消費する?!
アバターをOSC対応する必要があるけど、自動セットアップが提供されているみたい!!!

取付方法

取付方法は両面テープでの固定もしくは、シリコンバンドで貼り付けるみたい。(シリコンバンドはQuest Proのみ)
因みに他社製のコントローラ用のストラップも利用できるよ!これは結構大きいと個人的には思ってる~!

通信方式

通信方式は独自の2.4GHz帯で専用ドングルをPCに接続する必要があるよ。

稼働時間・充電時間・充電端子

稼働時間は約10時間
充電時間は約2時間
充電端子はType-C端子

重量

不明

価格・発売時期

価格は16,500円+送料だよ!(※この価格は早期割引の価格だよ)
発売時期は、2024年6月下旬発送予定(2024年2月3日時点での情報)

内容物

  • Quest2 or 3 or Pro コントローラ用ナックルストラップ(両手分)

  • ContactSheet(両手分)

  • 通信用ドングル(1本)

  • Type-C USBケーブル(2本)

  • 固定用シリコンバンド

  • 交換用テープ

  • 簡易説明書

  • 保証書

参考資料

予約中の公式サイト

公式X 
➡ https://twitter.com/DiverX_VR



株式会社ジンテクス ➡ 「Yubitora+」

ジンテクスが発表した指トラ(ハンドトラッキング)デバイスで名称は「Yubitora+」って名前だよ。

一応公式サイトだと”拡張型のフィンガートラッキングデバイス”って言ってるよー

「Yubitora+」は既存のVRコントローラーを上にはめる感じで取り付けるタイプだよ!

対応機種

対応機種は以下のコントローラーだよ。

  • Quest2

  • Quest3

  • Quest Pro

センサ方式

センサのは2種類搭載されていて、静電容量センサ(多極)と感圧センサ(圧力センサと同義?)が搭載されているよ。

ハンドトラッキング

トラッキングできる対象は各指の曲げになるよ?

Indexコンをエミュレートした際は、おおよそ下記のようなパラメータ配分で指を曲げています。
親指はIndexコン同様で、それ以外はそれぞれ曲げの中間値がとれるようになっています。
親指 → タッチ検出
人差し指 → 静電センサ(0~0.5)+トリガー(0.5~1.0)
中指 → 静電センサ(0~0.5)+グリップ(0.5~1.0)
薬指 → 静電センサ(0~1.0)
小指 → 静電センサ(0~1.0)

ジンテクス工房公式Xより https://twitter.com/xintechs_vr/status/1751871471792918835

対応環境

ちょっと何を使って接続するとか、ソフト側(アバター)の設定によって利用できる環境がいろいろありそうな感じ…

「Yubitora+」はちょくちょく開発状況が更新されているから今後対応状況が頻繁に更新されるかも~

VirtualDesktop
 ➡ VRChat(OSC必須)※今後Indexコントローラのエミュレートに対応する可能性はあるとのこと!

SteamVR(Quest Link もしくは Air Link にて接続)
 ➡ VRChat, Resonite, clusterはVRで動作確認済みとのこと(Indexコントローラエミュレーション動作)

スタンドアロンモード(VRゴーグル単体動作)
 ➡ 非対応・・・?(情報確認できてないの...)

取付方法

取付方法はQuestのコントローラーについているストラップ固定用の溝に専用のロック用ストラップを取り付けて固定するみたい。頑丈にくっつくのと取り外しが簡単みたい。
こっちはストラップが一体になっているから他社製のコントローラ用のストラップは利用できないよ💦個人的には悲しいけど、一体になってるストラップ次第かな~

通信方式

通信方式は独自の2.4GHz帯で専用ドングルをPCに接続する必要があるよ。

重量

片手約70g

稼働時間・充電時間・充電端子

稼働時間は約10時間
充電時間は約2時間
充電端子はType-C端子

価格・発売時期

現在Kickstarterでクラウドファンディング中だよ。価格はこんな感じみたい。

超早期割引:25000円 ~2月3日23時59分まで
早期割引:26500円 ~2月17日23時59分まで
通常価格:27800円

発売時期は、2024年7~8月予定(2024年2月3日時点での情報)

内容物

  • 本体左右セット

  • 専用ドングル

  • Quest2、3、Pro用ストラップ左右セット

  • Type-C ケーブル

参考資料

クラウドファンディングサイト
 ➡ https://www.kickstarter.com/projects/xintechs/yubitora

公式 X
 ➡ https://twitter.com/xintechs_vr


2024.3.25 一部内容更新

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