未経験から独学でシステム監査技術者に合格!午後2 論文試験完全攻略

この記事は2024/9/1に更新しました。

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こんにちは!
 私はシステム監査の経験がない状況から独学で2023年度のシステム監査技術者試験に合格することができました。
今回は皆さんが苦労されるであろう論文対策についてお話したいと思います。

 未経験で始める場合は論文で何を書いてよいかわからず、3,000字近い論文をいきなり書き始めることは難しいです。特に論文試験の場合は論文の題材となる問題文があり、その問題文のテーマに沿った形で回答する必要があります。

そのため、出題されるテーマに関する経験をすべて積むことは経験者の方であっても不可能に近いです。そのため、まずは論文の構成・書き方を学んだうえでテーマに沿った論文練習を行う事が必要になります。

まずは市販の参考書を読み解く

 基本的に皆さんはまずは市販の参考書を用いて、学ぶことが多いと思います。特に下で紹介している参考書は多くのブログにおいても紹介されており、皆さんすでにお持ちかと思います。

こちらの参考書は実際に私も使用し、実際に採点をされている方が書かれた論文が記載されているので、様々な解答例を学ぶことができ、かつ論文の書き方の基礎についても学ぶことができました。

参考書を一周した!けれど論文を0から書けない、、

 私自身、こちらの参考書を一周・二周と取り組みましたが実際に論文が書けるようにはなりませんでした。個人的にはこちらの参考書は論文の作り方の箇所で紹介されている内容から回答例のような内容を作成するまでには飛躍があると感じました。私はこちらの参考書だけでは初学者には実際に論文を書くことは難しいのではないかと思いました。

 実際にはこちらの論文の作り方で紹介されている方法をもとに、論文の構成に関する理解と、論文のネタの用意が必要となります。この記事にたどり着いた方はすでに上記で紹介した参考書を購入し勉強しているが、

・そもそも論文を書き始めることができない
・内容は理解できたがなんとなく論文が書けない

そういった方が多いかと思います。本記事ではそういった方に、未経験でも論文を書ける論文の型と実際の論文のネタの作り方について紹介したいと思います。


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