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めやみ地蔵「仲源寺」

 こんにちは!
寒くなったり暖かかくなったりを繰り返す天気で毎日、服装に悩んでます。

 さて、今日は仲源寺を紹介します。
ご存知ですか?
 南座から八坂神社に向かう道筋にひっそりと仲源寺があります。

 洛陽三十三所観音霊場の16番礼所でもあるそうです。四条通りのアーケードの店と店との間にお寺があります

私が訪ねた時は、ちょうど節分の前日でもあったので、節分の予告はありました。
さて、このお寺、提灯にも、あちらこちらにも書かれているように「めやみ地蔵尊」が祀られています。
 めやみ→目疾、で、このお寺、眼病平癒のご利益があると言われます
足腰や頭痛などは聞きますが、眼病のお寺とはなかなか珍しいですよね。

 仏師・定朝が治安2年に地蔵菩薩を祀ったことより、仲源寺は建立された。
 安政2年の洪水で鴨川が氾濫した。その時、仲源寺の地蔵菩薩が溺れる姿を見てをして、洪水を止めた功績によって、後堀河天皇の勅願寺になった。
 その際、本尊のお地蔵様を雨止地蔵と呼ばれるようになりました。
 しかし、雨止(あめやみ)地蔵が訛り、目疾(めやみ)地蔵と呼ばれ、眼病平癒の信仰を集めるようになったそうです。
 つまり、言葉の変化で、お地蔵様のご利益が変化してしまったのです。
 お地蔵様にとってそれは良かったのでしょうか?汗

 境内は、こじんまりとしています。病気平癒のご利益であることから、左側にたくさんの千羽鶴が見えます。
 お地蔵様は、奥手の本殿に鎮座されています。 

 私が参拝した日は雨が降ったり止んだりの天気だったので、地面が濡れていて、真っ赤に点灯している提灯の赤い光が地面を反射して綺麗でした

 街中という現実の中で、ひっそり佇んで現実を見つめる非現実的空間なお寺。お寺は、行くたびに心が静かになって冷静に自分を見つめられるようになるので好きです。 

 御本尊や本殿をしっかり写真撮るのは気が引けてしまったので、今回は写真少なめ。阪急河原町駅から、京阪四条駅から近くにあるので、ぜひ参拝しに行ってくださいね!!


 仲源寺(ちゅうげんじ)
京都市東山区祇園町南側585-1
 拝観時間:7:00~19:30
   事務所受付時間:9:00~16:30

(yuki)
 


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