解熱剤が飲めません
ついついサボりぐせがついてしまいましたね。。
この2ヶ月の間、ずっとぼーーーとしていたわけではなくて、こんな小さな私の周りでもしっかり時が進んでおりました。
世間的にはオリンピックが終わり、パラリンピックが終わり、個人的には代理店の統合に向かって辞める人ありの入る人ありの人間模様の変化もあり、落ち着きません。
そんなバタバタ感の中
一番最近のニュースは。
コロナワクチンです。
ネットや毎日のニュースでこれでもかこれでもか、とワクチンについて色々な情報を目にし、私の周りでも「1週間後に歯茎がはれた。」とか、「頭にコブみたいなのができて、掻きこわしてしまって化膿して皮膚科に行った。」とか、様々な情報を耳にすることが増え、何だか急にコロナワクチンが身近になってきました。
そんな中まだ決心のつかずにぐずぐずしていた私。
とっくに接種スタート年齢になっていたのですが、いまいち踏ん切りがつかずにいました。日本国民のほぼ半数が接種した中、今日現在私はまだ1回目もしていません。
その理由。
実は私は解熱剤のすべてにアナフィラキシー反応がでます。
コロナワクチン経験者が語る、発熱が出た場合に飲める薬がない。接種部分の痛みに対しても薬は飲めません。
若い人ほど高熱が出る。若くなからそんなにでないかもしれない、かな。
よく聞く言葉。(本当ですかね。)
持っている薬のアレルギーカードを持参して、薬剤師さんにも相談しました。
全員がでるわけではありませんから。
今回のワクチンに関しては人によってそれぞれだから、要は打ってみないとわからない。
(そりゃそうですよね。)
ニュースにはワクチン後の発熱対策として、市販薬の解熱剤が推奨され、ドラッグストアでは品切れの時期もありましたね。飲める人はいいなあ、と関連ニュースを聞くたびに解熱剤を購入した日本中のお客様に対して「よかったねえ。」と心の中で羨ましく思ってましたよ。
打つ、打たない以前に、コロナワクチンのせい?で、改めて自分が一歩間違えると危ない?奴だってことを今更ながらまじまじと考えさせられました。
この年齢まで大きな手術は1回だけ。その時も抗生剤でアナフィラキー症状が出ました。たまたま入院していたので事なきをえましたけど。
しみじみ「解熱剤」は私たちの生活にはかなり身近なもので、例えば症状がなくても何の躊躇もなく飲める人が多いということを思い知らされました。「痛い」のならば「痛み止め」。「お熱が出た」ら、「熱冷まし」。こんな1+1=2みたいなことができない自分はかなり「めんどーなやつ」なんだと。
ワクチンを打っても熱はでない、かも、しれない。
ワクチンを打ったら、その場で速攻アナフィラキシー症状がでる、かも、しれない。
ワクチンを打たなくても、コロナにならない、かも、しれない。
ワクチンを打っても、コロナにかかって、解熱剤を使う場面になって、そんなボロボロな状態で決心をせまられる、かも、しれない。
ワクチンを打ったから、コロナ軽症ですんで、ゆくゆくはワクチンありがとう!と感謝する、かも、しれない。
どうやっても「答え」は出ない。
10代の接種枠のニーズが高まるなか、一般枠で接種できる会場は減り、集団接種会場も徐々に遠方になってきました。ワクチンパスポートの開始や3回目接種のニュースが流れるたびに、正直「追い詰められている?」感が芽生え始め。
病気にかかることが少ないのでかかりつけがない、具合が悪くても薬さえ飲まなければ「死んじゃう」こともない(だろう)、比較的元気印の私の今までの人生にいきなりやってきた「私って実は少数派のめんどーなやつだったんだ」という自覚。ドラッグストアに山ほど並んでいる「解熱剤」を飲めないということがこんなにプレッシャーになるなんて。
ほんとうに「めんどーなやつ」。
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