【登山日記】赤岳(八ヶ岳)に1泊で登ってきた
さてと、今シーズンはできるだけ山行の記録を残そう(たぶん口だけ)。
去る6月中旬、週末の土日の天気がどちらも晴れではないですか!ということで前々日ぐらいにどこの山に行くか決め、パッキングをした。情報収集を含め、所要時間2時間ぐらい。次はもっと前々から準備したい……。
①日帰りの山は飽きた。(上でゆっくりしたい)
②シーズンはじめで体が鈍っているため、ハードな登山は避けたい。
③コースタイム10時間ぐらいがベスト。
で、涸沢カールと迷って決めたのが、八ヶ岳の赤岳。ここ数年、泊まりの登山は北アルプスばかりで、八ヶ岳での泊まりは未経験だったからそっちを選んでみた。
「八ヶ岳?まだ6月やし余裕やろ!」と思って6時前に美濃戸の登山口に着く予定にしていたら、すでに満車やった。えーどうしよって立ち往生してたら、違う場所での誘導が始まって、無事停められた。
駐車料金は800円!の2日分で1600円を八ヶ岳山荘にお支払い。
予定より1時間遠い駐車場に停めることになったので(やまのこ村に停める気満々だった)、
ひたすら林道歩きからスタート。
林道で、peaksの取材もやってた。「八ヶ岳の魅力は?」と聞き回っていた。どうか当てられませんようにと、取材班から全力で目を逸らしてそそくさと通過。
八ヶ岳の魅力ってなんなんでしょうねぇ。
蓼科山と北横岳しか登ったことないからワカラン。あんま思い出ない。
そんなこんなで歩き続けること3時間。
テン場がある行者小屋に到着。
ほぼほぼ平坦な道でラクショー。しかもテントザックを3時間しか背負わなくていいのがラクショーすぎる。
テント設営して、テン場利用料を払って、少し休憩。テン場はひとり2千円です。北ア南部と変わらん。
ミニザックに水1Lと上着、地図を詰めて、赤岳に向けて登頂開始。
急登だけど、めちゃくちゃ階段で整備されてた。とにかく、めちゃくちゃ階段がある。途中から何段あるのか数えたら、300段を超えた。テントザック背負ってたらしんどすぎるやつだ〜。
赤岳の登山道の至る所で見かけたコレ。スゲー。
だって、登山道整備で貢献(企業のイメージUP)できてかつ、企業のPRもできるから良くない?うまい宣伝だな〜と思った。もはや赤岳に登る人でマムートを知らない人はいないでしょう。
あとヘルメット率が高くて、ヘルメットしてない我らが浮いてた。すんません。あまりにもみんなメットしてるから落石ヤバいのかな?と思ったけど、実際の負傷者は、どちらかというと、転倒や滑落によるものが主らしい。まあどっちもあぶねーよな。救急車も怪我人も見かけたわ……。
そんなこんなで、赤岳頂上。
頂上が広かったからここでランチにした。おじさんがウクレレ弾きますねって断りをいれてくれて、頂上で演奏会が始まった。山で聴く音楽は新鮮だな〜。
近くに山小屋あり。小屋泊のみ。ここいいな〜。ここに泊まっていれば硫黄岳まで余裕でいけたなぁ。
その後は横岳へピストン開始。この日は下界で30℃超えを記録する真夏日で、山の上もカンカン照りで暑かった。
登山を始めて、はや10年。花も見たことあるやつばかりになってくる。花ひとつでその時その時の山行の記憶が思い出される。ほぼ北海道。北海道大好きすぎか。
そんなことを思っていたら、
途中、同行人が水切れを起こして、頭が痛いと言っていた。
熱中症の一歩手前らしい。アホだな〜と思いつつ、水を分けてやった。私も喉カラカラで行者小屋まで下山した。
一方で、行者小屋は水場も川もあるので、とにかく水が豊富。売り物の飲み物も流水で冷やしていた。
ここのテン場はネットが繋がらないからとりあえず暇だった。ポテチ食べたり、カップ麺食べたり、テントの中でゴロゴロしてた。
夜は結構冷えて寒かった。寝袋は5℃がcomfort温度らしいので、ちょうどぬくぬくといったところでしょうか。でもR2のフリース着て寝たわ。
星も満天で綺麗だった。
寒いからあんま見なかったけどw
朝は6時ぐらいに起きた。こんなにゆっくり寝られるのしあわせすぎる。(裏銀座縦走の時は毎日3時に起きて5時には歩き始めていた…過酷…)
周りもゆっくりめで8時ぐらいからテント片付けたり、行動開始したりする人が多かった。
その後は赤岳鉱泉経由で下山。
北沢コースで下ったら、終盤ずっと林道歩きになって、一気に足が死んだ。正確には足裏が死んだ。林道足に優しくないから、きらい〜。
いうて下山時間も3時間ぐらいであっという間。
下山後は八ヶ岳山荘で、無料のコーヒーをいただいた。
自家焙煎で、水出しのコーヒーだった。暑かったから、アイスで良かった〜。
水出しだから供給が全然追いつかないと山荘のおばさまが言っていた。
おわり。
あ、最後に、八ヶ岳の魅力は、バリエーションに富んだ登山道と、なかなか見れないツクモグサといったところでしょうか。載せた写真以外にも花が色々あって面白かった。浅くてごめんなさい。
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