結婚式挙げた(2022年9月)
入籍したのは2020年。当時は結婚式を挙げる予定はなかったし、写真を撮る予定もなかった。ドレスを着たい願望もなかった。
が、義両親から、人生の節目として結婚式だけはやるべきだ、とのこと。
我々はもう大人なので、大人しく結婚式場を探した。
なお、結婚式に参加してもらうのは、コロナ禍真っ只中ということもあり、家族のみ。
◎式場探し
両家の親族みな遠方なので、初めはアクセスの良い京都あたりで、と考えていた。京都駅に国産材を使ったチャペルがあるのを知っていたから、そこいいなーとふんわり考えていた。
そうはいっても、いきなり遠方の式場に行くのはハードルが高いので、まずは近場の式場から行ってみようと思った。
住んでいる市内で適当に2ヶ所予約した。土日を使って見学にいった。1ヶ所につき半日ぐらいかかるから大変疲れた。
一軒目で即決だった。理由は、プランナーさんの話が上手で、どんな式になるかイメージが掴めたから。
二軒目は、正直微妙だった。メルヘンちっくな会場だったこともあって、カワイイの共感を求められて少ししんどかった笑
好きなひとは好きなんだろうな。
当日割引もあったけど、いきなり契約はせず、一旦持ち帰って、家族に日程と場所の確認をした。
全員了承が取れたら、契約の電話をした。このときで式から1年3ヶ月前。
当日割引の恩恵を受けるなら、いつ式を挙げるのか事前に日程を家族内で決めておくといいですね。
ひとまず式場探しは迷走せずに終わってよかった。
近場にしたけど、意外と打合せ回数が多かったから、近いのは便利だった。
◎衣装探し
私も旦那もどちらも1着のみ。前撮りとお色直しは無しと決めていたので、すぐ終わるかなと思ったけどそうにはいかなかった…。ただでさえウェディングドレスをあんまり綺麗と思っていなかったので、これ着たい!と思えるのがなかなかなかった。
6回ぐらい通ったんじゃないでしょうか。
担当さんもいい人で、家から徒歩圏内にお店があったのはラクだった。
式場と連携しているところで探したけど、正直言って高いね…!いいと思ったウェディングドレス全部プラン料金+10万とか普通にかかる。タキシードもプラス料金👀
プラン内で選べると思うな☝️ですね。選べたらラッキーのレベル笑
あと追加でアクセサリーやドレス用のインナーでプラスウン万ぐらいかかる。そういうのは、はじめの見積もりに入ってないから、心の準備した方がよかったな。見積もり額が増えるたびにイライラした。
ちなみに、結婚式が終わった今は、ドレスショップの前通るたびにディスプレイされているドレスをガン見するぐらいには興味持てるようになった。(遅い…)
◎打合せ
打合せは毎回2時間ぐらいかかる。
はじめは、土日は式で忙しいので、できるだけ平日で、と言われていたが、土日でも全然対応してもらえた。yay!
難聴持ちの私は、iPad持参で音声認識をフル活用。ログにも残るから、帰ってからメモ代わりに確認できてよかった。Microsoftのアプリが良かった。
進め方としては、招待状づくり→ムービー発注→席次、食事決め→装花と音楽決め→メイクと髪型決め、とよくあるパターンだった。
プランナーさん重視で式場を選んだところもあるので、終始プランナーさんにイライラさせられることもなく、穏やかに進んでよかった。プランナーさん側がイライラすることはあったと思うけどw(プロフィールシート入力などの宿題を忘れて白紙で持ってくる我らのやる気のなさ…)
◎マナーレッスン
歩き方、椅子の座り方、ブーケの持ち方、姿勢矯正などのレッスンが半日あった。
うちの親にその話したら、なにそれってウケた。
ブーケの持ち方は、インスタの卒花レポによると、持つ位置がどうしても高くなってしまうらしい。
式当日も高くならぬよう意識してたけど、後日写真見たら自分でも高くなってるときあった。あれは不可抗力だということしておこう。
あと姿勢の悪さは 一朝一夕で直るもんじゃないですね。
◎試食会と料理について
料理は一番ケチってはいけない☝️
料理は友人の結婚式で楽しみなことの三本の指にはいるレベル。
それと同じで試食会は、準備の中で一番楽しみだった。半額で食べられる。
一番人気でおすすめのコースのみ提供だった。
美味しかったらそのコースにしようと思って試食会に参加したけど、一皿が微妙すぎてやめた。
美味しくないとかそんなことある?笑
他のコースも試食できたら良かったけど、一日二組限定の小さな式場で、そもそもが挙げる人少ないから各々で用意するのは厳しいとのこと。
これに関しては後日シェフと支配人と打ち合わせの場をわざわざ設けてもらって、納得いく形に落とし込んでコース決めました。(本当にすみません)
◎花嫁美容
シェービングとネイルだけ行った。
シェービングは理容室でやってもらった。エステだと高い。理容室で5、6000円ぐらい。
もともと毛薄い族なので、顔だけでよかった感はある。あと眉毛めっちゃ細くなった…(笑)
ネイルは、爪よわよわ族なので、自爪傷つけないジェルネイルやってるところ探して、やってもらった。自分で探したインスタの画像見せてやってもらったけどなんか思ってたのと違った。リハーサルしてもよかったかな。それか、お店にあるサンプルで選んだ方がよかったかも。
◎招待状や席次表、席札などのペーパー関係
ペーパー類は手作りした。iPadがめちゃくちゃ活躍してくれましたね。ドラえもん風にしたり、オールマイティーパス風にしたり、作ってて楽しかったわ。
ペーパー類は松本市一と言っても過言ではない品揃え豊富の「あすなろ」で揃えた。席札のパカパカする紙とか大きい文具屋さんにしかないわ…。
旦那がプリンター会社勤めなのにプリンター捨てた我が家は、この時プリンター捨てたことをひどく後悔した。実家からプリンター借りて、頑張って自作した。ただし、インクが水でにじむのと白色が印刷できないのは想定外だった。席札には撥水スプレーかけたけど気休め程度だったような。
ペーパー類を自作したところで、節約になるのか?と言われると、そうでもない。確かに安上がりだけど、ペーパー類って削減額が微々たるものなんすよね。やる気ないひとは外注しましょう💪
◎引き出物
縁起物、引菓子、引き出物の三つセットが昔ながらのパターンらしい。
式場からカタログもらえて、そっから選んでもよし、自分らで持ち込んでもよし。持ち込み料いっこにつき500円かかるけどw
カタログは全国によくあるやつで、知り合いの結婚式でもらったやつも載ってた…それは、みなかったことにしよう。
とりあえず、縁起物のかつおぶしとお菓子は式場のカタログから選んだ。引き出物はピアリーというサイトから選んで持ち込みした。
ゲストごとにすきそうなもの選んでみんな違うものにした。これは身内だけだからできたことかもしれぬ。
うちに関しては、母がウェッジウッド大好きやから、それのタオルにしたら喜んでもらえてよかった。ワイルドストロベリーかわいいよ
◎両親への贈呈品
定番は、自分の出生時の体重米とかくまさん。
我々の両親なら、いらねーなと思った。生花でもよかったけど、長く持つということで、キノハナのBOXを送った。
あと自作の家系図。ツリー🌲に見立てた家系図を写真立てに入れて送った。みんなから顔写真もろてiPadで作った。
ネタ感あるけど家系を大事にしてる義両親には喜んでもらえて、あとでポストカードちょうだいと親戚中に送ってくれたらしいw
ちなみに、キノハナというのは長野県の北相木村というところで作っていて、産地の木のかんなくずを使って花を作っているんですよね。
どんなもんか直接見に行きたいですとメールしたら、ぜひ工房に来て!1000円で体験もできるよ!ということで、行ってきた。結婚式準備からの気分転換もできて楽しかったね。
◎ムービー
家族のみ、かつお色直しもない結婚式、ぜったい間が持たんと思ってなんと3本もムービー入れました…。めちゃめちゃ作るのに時間かかりましたわ…。フルテロップ、もちろん旦那担当。
1本目は、披露宴半ばぐらいに、私と旦那がくじで引いた質問に答えるという自作の動画を流した。「お互いの第一印象は?」とか「相手が作ってくれた中で好きな料理は?」とか。ただ喋るだけじゃおもろないので、ボケとツッコミあり。
これが結構みんなの笑いをゲットできて、後から見たらゲストがわろてる顔の写真が結構撮られていてなんか良かった。
2本目は、プロフィールムービー。これも自作。これ終わってから花婿の手紙朗読。旦那号泣。真顔のワイと義両親。
3本目は、新郎新婦の退場後に、一人一人あてにメッセージと写真を流すというムービー。これは発注した。
これこそ自作しろよ簡単だろって感じだけど、ムービー発注するとプロジェクター使用料3万円がチャラになるんすよね。で、ムービーも3万円なんですよね。頼みますよね。(一番安いのが3万円、高いやつは30万円とかする…)
◎全体を通しての感想
「結婚式やってよかった」当日なんか嫌な思い出とかトラブルが発生しない限り、そう思えてしまうものなのかもしれない。
やってよかったと思うポイントとしては、親孝行できたかなということ。当日ドレスを着て親に対面した瞬間の親の顔はわりと今でも覚えている。
もちろん二度と結婚式やりたくないし、結婚式やるべきだよ!なんて周囲に勧める気にもならない。
とりあえず、親孝行できたのがなによりだ。