AG! London O2 indigo
新しい学校のリーダーズがツアーでロンドンにやってくると知った。
『いつか』とか『きっと』なんて今までは折り合いをつけてきたけど、この機会は逃してはいけない。
二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得ましょう。一期一会と言われても、日常の生活をしていると大切なことなのについつい忘れてしまうのです。
『ま、いっか』となってしまうパータン。
子供も連れていこう
チケットはステージ前のスタンディング、2階席前方のキングスロウとその後にはバルコニー、それに加え、他会場だとライブの前にメンバーに会って、写真を撮ったりする特典付きVIPと分かれていた。
とにかく見にいくことが最優先かつ最重要。
スタンディングは子供の立ち入り禁止。父親と子供は着席して鑑賞し、私は友人たちと立ち見側で見ることにしました。
このイベント紹介が書かれている英語なのですが
ジャンルに分類することは無意味。これが「 #はみ出していく 」ってことなのか?
ライブがある当日
O2はロンドンの東側にある巨大施設。中にはレストランやアウトレット等が沢山ある巨大ドームの一角にあるのが会場のindigo
会場で並んでいるお客さんの層の年齢は幅広かった気がします。年配の人も結構多くいたけど、年齢的には20〜30代中心。
バルコニーで見ている人の半分ぐらいは日本人や韓国などのアジア系。スタンディングはいろんな国籍の人が。
会場には当然セーラー服をきた大人が何人かいたし、特攻服に黒角笠を被った男性も混じってて、その特攻服は刺繍とかされていてオリジナルなんです。
この人はただでさえ背が高く、その上に笠が視界を邪魔するので、後ろの方からは不評。その視線に気付いたのかどうか分からないけど、始まる前にいなくなってくれて助かりました。
開演は8時になってましたが、30分遅れでスタート。待っている間は長かったけど、始まってしまえばそれを気にさせない凄まじさ。
生のエネルギーってこんなにすごいんだ
異国の地で『わかってる、欲しいんでしょ。艶やかな、この唇。』って大声で日本語の歌詞。
日本国籍以外の人達が、当たり前に叫んで歌っている。素晴らしい世界じゃないですか?あの場にいて日本人で感動しないとかありえない。観客を鷲掴み🦅してて、尊敬と敬意しかない。
開演前にトイレで並んでいたら、20代ぐらいの子がスマホで日本語の勉強をしていたのですが、しきりに『お会計をお願いします』とアプリが発音をしてて、音楽をきっかけにしてファンが興味を持ってくれて、日本を訪れる人がこうやって確実に増えるんだろうなぁ。
日本の文化を浸透させている新しい学校のリーダーズ。軽々と言葉の壁をぶち抜きぶっ飛ばしている。
ちょっとした革命に近い衝撃的なステージ。くらってしまった。
『最初に行ったライブは誰?』と聞かれた時
将来こう聞かれたら、うちの子は胸を張ってAG!と言うはずだろう。
爆音でそれも四つ打ちの低音が響き渡り、我が子にとってはちょっとしたレイヴみたいな感じで。最後まで踊り倒し、歌いまくりで声が枯れかけてた。すばらしい経験となったのは間違いないです。
あの日から覚醒してしまい、翌日以降はspotifyで曲を聴きながら、歌詞で意味がわからない日本語の意味を聞いてきたりしてきます。
学校から帰る時、歌詞を探しバスの中で人の視線とか関係なく、ウキウキしながら歌ってたり、お友達で知らない子にはリンクを送るという熱の入れよう。
車内にいる人にとっては、歌っている歌詞の意味はわからないけど、微笑ましい光景に映る様で、なんとも言えないやわらかい空気がながれてたり。
完璧はみ出しつつある。
ありがとうAG!
🙏🙏🙏
ライブ中のカメラの使用について。海外では禁止されていないので、みんな自由に撮っているんですが、多数派はカメラを縦で撮影していて、それじゃメンバー全員入らなくない?
あと、背後から見ていて気になったこと。終わりの頃になって会場のスタッフの人が、最前列のど真ん中でカップに入った水を配っていたんです。
さすがに前だと音波飛ばされ、受けまくりで倒れそうになっているんだろうなぁと思い見てました。
ステージ後ろの映像とか全体の演出が見たい横撮りの自分は少数派。と判明した夜だったのでした。