喜多日菜子合作 制作後記②
全然日菜子が出てこなかった制作後記①はこちら
とっても書くのに時間かかってしまいました。
①からどれだけ時間が経ってるんや!!三日坊主か!!執筆難しいっすねぇ!!
こうやってだらだら執筆している間にシャニマスの動画とかめっちゃ視聴頂いて再生回数・コメント数・いいね数・マイリスト数がえらいことになってますね。
ありがとうございます。
ただ、再生数がどれだけ多くても僕の代表作は変わらないでしょう。それくらいの強い思いになるくらいの作品ですので。
4. 一人合作シリーズの魅力
最初は
「おもしれぇwwwwwおもしれぇwwwwwww」
で見始めた一人合作ですが、投稿者がアイドルのプロフィール、魅力、エピソードなんかを丁寧に紹介する動画もありました。
見知ったアイドルの新たな一面を見れたり、見知らぬアイドルに親しみが湧いたりと、新たな発見があり各々のアイドルの認識が大きく変わったのです。
そんな中で、この作品に出会いました。
並木芽衣子合作です。
今までに投稿されていた一人合作のネタを踏襲しつつ、芽衣子さんの紹介や魅力を語るこの動画に僕はひどく感銘を受けたのでした。
当時、並木芽衣子さんについてはデレステ始めたての頃にSRを引けたので「帽子かぶってる可愛い人」って認識はありましたが、それ以上は何も知らないようなアイドルでした。
(参考資料)僕の引いたSR[トラベルダンサー]並木芽衣子
そんな芽衣子さんの紹介を見て「ほぉ、この人かわいいんだなぁ」と思っていましたが、動画最後の語りパートでちょっとした衝撃をうけたのでした。
芽衣子ちゃんはモバマス初期からいますが、いまだに声が付いておりません。まあ、正直そこはいいんです。
ただ、(中略)なかなか芳しい結果が残せてないのが現実です。
そのせいか、知名度も低くビジュアルだけ見た人にみやびぃと間違われると結構担当としては心に来ます。
(中略)
次の総選挙がありましたら1票でいいので芽衣子ちゃんに投票をお願いします。あー……でも、芽衣子ちゃんの存在を覚えてもらう方が私としてはうれしいですね。
この語りは僕にクリティカルヒットしました。
現状で総選挙で上位にランクインしていなくて、誤解を恐れず言えば『スポットライトがあたっていない』ようなアイドルも魅力的で、そのアイドルに対して熱く語り、愛を持って担当している人もいるのかって。
今考えればあたりまえのことなんですけどね。
それに比べて、僕は『人の名前を覚えられないからメジャーそうな人から覚えよう』とした人でしたので(制作後記①参照)。恥ずかしながら。
この『魅力的だけど何の因果かまだコンテンツの前面に出られていないようなアイドルを見つけてその魅力を広めていくカッコよさ』に惹かれてしまい、
「僕もまだ見ぬ誰かを応援したい、知らない人に魅力を伝えたい」
と思うようになったのでした。
これも、並木芽衣子合作の作者:東Pが芽衣子ちゃんの魅力と想いを熱く語ってくれたから気が付いたことです。
もしくは、直後のヤバいパートでの洗脳が効いているのかもしれないです。
まあ、このような心境の変化から僕は『まだ見ぬアイドル』を探すためにガチャを引くのですが、そんな中で出会ったのが彼女でした。
5. 妄想少女との出会い
応援したくなるまだ見ぬアイドルを見つけるため、数回ガチャを回し、出会いに当たるアイドルコミュ①を視聴していました。
昔のことなので何回引いたのかはもう覚えておりませんが、ガチャを引く中でこのアイドルと出会いました。
柔らかな質感の可愛らしい衣装に、ふわふわとした帽子、優しい黄色で全体をまとめたオシャレな外見の少女が両頬に手を添えた可愛らしいポーズをしているイラスト。このイラストを見て「あら、可愛い」とティンときた事は今でも覚えています。
この少女のコミュも他のアイドルと同じように出会いの様子を見てみると……
思ってたよりヤバじゃんこの人。
この子、大丈夫かしら?
そう。このゆるふわ可愛い系女の子は重度の妄想少女だったのでした。
しかも妄想の内容がおとぎ話で見かける「王子様が私を迎えに来てくれる」系。子供っぽい。
で、街中でいきなり声をかけてくるオッサンに対して疑うこともせず妄想に浸りながらアイドルになってしまうくっそチョロいこいつ。
大丈夫かこの子……?
まあ、初見は引くよね。
ちょっと心配になってしまう面白いこの子の事が少しだけ気になり、もう少し知ってみることにしました。
(参考資料)ありがとう喜多日菜子合作より日菜子のプロフ
ステータスを調べると【趣味:妄想】との記載。趣味だからって人と話してる時に妄想していいわけじゃないからな?僕も会話の途中にTwitterしてやるぞ?
親愛度を上げて続きのコミュを読み進めると、この人レッスン中でも宣材写真の撮影でもところ構わず妄想を散らかし振りまいてました。アイドルコミュ3では妄想してたら知らないうちに撮影が終わってたとかいう何それ仰天エピソードも披露されます。
(参考資料)妄想してて撮影に気が付かない激ヤバ女の子
このちょっとおかしなアイドルを気になってしまい、2017年1月のシンデレラフェスでSSRスカウトチケットを購入し、SSR[ 夢見るプリンセス]喜多日菜子をスカウトしました。
(参考資料)くっそかわいい喜多日菜子とかいうアイドル
こうして、本格的に一人合作の制作が始まるのでした。
6. 少女と妄想と夢
ただでさえネタをふんだんに含まれる動画を作っているので、せめて喜多日菜子というアイドルの紹介はしっかりとしなくては失礼にあたる......と思い、過去の本家モバマスのイベント、ニコニコ大百科やPixiv大百科なんかを漁りに漁りまくりました。
こうして日菜子についての知識を蓄えていくと同時に、彼女の魅力の沼にもはまり込んでいくことになります。そう、妄想の沼に。
日菜子の妄想はたいてい「いつか私を王子様が迎えに来てくれる……」というような、まるでディ〇ニープリンセスの物語のような王道のシナリオです。(それ以外の妄想もふつーにするけど)
ここに登場する王子様像について彼女は言及していません。外見も明確に限定するような事はありませんし、発言から推察すると国の王の世継ぎでなくても良さそう。
つまり、彼女は王子様の美貌、権力、資産、地位を欲しているのではないのです。彼女は何を目当てにいるのでしょう?と聴かれると……ドラマチックな出会い?ハッピーエンドな物語?そういうのはをまとめて『ロマンス』とでも定義しましょうか。まあ、なんでもよいのです。
彼女は15年という長い期間を生きていながら世俗的な現実的な考えに染まらず、純粋であるまま夢を見て来たのです。
そんな純粋な夢を見るだけだった少女が、アイドルになる事で夢に近づけるから、アイドルになることは必要なことと言うではありませんか。
こんな綺麗で素敵な望み、実現させてあげたい。
純粋にまっすぐ取り組む姿勢に酷く心を打たれ、僕の中にあった『まだ見ぬ誰かを応援したい、知らない人に魅力を伝えたい』という気持ちは『担当を名乗りたい』という気持ちにまで膨れ上がったのでした。
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ここまでが僕がボイス未実装アイドルで一人合作を作ることになった経緯です。次回は喜多日菜子合作のパート紹介とかしようかなって考えてます。
なので、書き終わる前にもう3回くらい見とけ。
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