オー・チャンゼリンゼ 制作後記③
まず、はじめに杜野凛世さんお誕生日おめでとうございます(遅刻)。
誕生日が近いって知っていたらちゃんと誕生日にあげていたのになぁ!!履修が足りてませんねぇ!!
なにはともあれ記念すべき日をお祝い出来ること、嬉しく思います。誕生日の今日、オー・チャンゼリンゼの動画にはお誕生日おめでとうのコメントが散見され、Twitterのタイムラインには綺麗なおめでとうイラストが流れてきます。凛世はプロデューサーに恵まれているなぁと感じます。
まあ、腕の良いプロデューサーばかりではありませんが……
(参考資料)何度やっても凛世が勝てないんですG.R.A.D.で
制作後記の①②では主にコンセプトや作詞について書きなぐりましたが、今回は音楽と動画について最後に少し記録させてください。
5. 編曲と打ち込み
今回はこの動画のバージョンを元に音を拾っていきました。
さて、名曲『オー・シャンゼリゼ』の名曲である所以は1度聴いたら忘れられないメロディじゃないでしょうか?
メロディに繰り返しが多かったり、コード進行が単純で親しみやすかったりと理由はあると思います。
ま、つまり聴き取り打ち込みは特に困ることがなく終わったということです。
身も蓋もねぇな。
強いて言うことがあれば
・和音を凝ったけどコーラスのぱむ(UTAU)に合わなくて結局使わなかった。
・クラリネットだと思って作った音が実はサックスだったけど聞こえが良かったからそのままにした。
・ディストーションあまりかかってないエレキギターの音を知らなくて戸惑った。
くらいでしょうか?
と、耳コピで最低限の再現が出来たわけですが、ここで盛り上がりのダメ押しをしてやろうとあの楽器をオリジナルパートとして召喚することにしました。
ラッパです🎺
ラッパはいいのです🎺
ラッパを裏で鳴らすだけで場がパッと明るくなります🎺
僕は金管楽器の類をまとめてラッパって呼ぶんですけど、今回はその中でもトランペットを召喚することにしました。1番場が明るくなる合いの手マンです。
ちなみに音源はFL studio20付属のFLEXのやつです。値が張る音源に比べたら安っぽい音がするかもしれないですが十分使用に耐えます。
こうして盛り上がるサビのところにクラリネットと掛け合うような形でトランペットを配置していきます。あえて2拍目から入るようなリズムにしてメロディとの差を付けてますが、転調後最初の部分だけは繋がりを意識してリズムを変えています。
あとは、ぱむさんにコーラスとメロディを歌ってもらって軽くエフェクトかけたりして完成です。
はい、お手軽。
(参考資料)オー・チャンゼリンゼのプロジェクトファイル
6. 動画
わりかし昔の曲『オー・シャンゼリゼ』。
最初に思い浮かんだ画は『昔のテレビ番組で画面の右端に縦書きで歌詞が書いてある様子』でした。
別に昔のテレビ番組では歌詞が右端で縦書きだなんてそんな事ないんですけどね。思いついてしまったんです……。しょうがない。
という事でキッチリ計算して左右に黒帯を入れて4:3の画面を作ります。
そして、歌詞を入れる時に「あれ、これ画面内に歌詞を入れるよりも端の黒いところに入れた方がスペース有効に使えるし歌詞も見やすいのでは?」と考えて黒帯に歌詞を入れることにしました。
コンセプトの崩壊する瞬間です。
デレステと比べるとシャニマスは、コミュに動きが多くてコミュを素材に使いやすいけどMVが無いから時間を埋めにくい。
今回みたいな動画は割とこまってしまいます。まあ、図形とか駆使すればカッコイイのを作れる人もいるでしょうけど徹夜作業だとそういう頭も回らなくなります。
良い子は、寝てしっかり動画作ろうね。
メインの映像について、AメロにはW.I.N.G.のコミュで凛世の心境の変化が見られる重要なシーンを3つ抜粋(詳しくは制作後記②を参照)、サビには僕の持ってるカードの演出を使うことにしました。
ガシャ演出に比べて思い出演出は凛世の楽しそうな表情が見られるので「いつもなにかステキなことがあなたを待つよ」の歌詞に合わせて後半に配置し、対応するガシャ演出を前半に持ってくるようにしています。
ただ例外として、オー・シャンゼリゼが出会いの歌であり歌詞も出会いを意識している事から、初めてのP枠SSRであり演出としても出会い(正確には導かれて見つける?)のイメージがある『杜野凛世の印象派』だけは転調後の一番大切な部分に使用しています。どうぞ、コミュをご覧になってくださいな。
(参考資料)『杜野凛世の印象派』のコミュより、
プロデューサーと離れ離れになってしまう凛世
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最初はちょっとしたダジャレで生まれた動画ですが、たくさん再生くださり、コメントもいただき……
先ほど動画の再生数も100000回再生を越えてるのを確認し、『たいして映像のクオリティもないのにええんか……』とは思いつつ、多く視聴頂いて感謝の気持ちでいっぱいです。僕こんな再生数とるの割り込み笑いのニューウェーブ以来ですし……。
かと思ったら、『日刊トップテン!VOCALOID&someting』というボーカロイドなどをまとめたランキング動画にランクインしてしまい、不朽の名曲と大人気アイドルの力を借りた動画が乱入してしまい申し訳ないみたいな気持ちになったり......。
ニコニコ全体のランキングにもピックアップで取り上げていただいたり......。
マジでそんなことある!?!?みたいなことが続いています。
こんな夢のような体験ができて僕はとても幸せですし、それと同時に凛世がこんなにも愛されているんだなということがわかって、心が温かくなったような、そんな気がしています。
凛世の魅力が、多くの人に伝わりますように。
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