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ボロアパート

そう言えば、

芸人になるために上京して、はじめて住んだアパートは、

4畳半・風呂無しのアパートだったなぁ。

地元のツレをそそのかして「お前面白いから、俺とコンビ組んで芸人ならない?」って無理やり一緒に上京して。

そいつと、その4畳半・風呂無しのアパートに半年くらい一緒に住んでた。畳の部屋で、どれだけ掃除しても換気しても湿気臭さが全く無くならなくて。
「売れていない芸人は、ボロアパートから始まる」なんてイメージだけの東京生活。風呂無しで家賃4万って、高いなぁ。

近くの市民プールーのシャワーで、無料で風呂を済ませる。冬、流しに頭を突っ込んで真水で頭を洗う生活。

風呂入らなさすぎて皮膚が炎症起こして「おかん、足が腐ってきとる」って泣く泣く電話した記憶がある。

風呂のない生活に半年で限界を感じて。引っ越した。根性ないとか、そんなことを考えている余裕なんてなかった。

上京資金に貯めていたお金が、引越し資金ですべて底を尽きて。

今考えると、アホすぎるよなぁ。ほんとに。20代だからこそできた。あの経験がぼくを強くしたのか、それとも弱くしたのかはわからないけど。

今やれって言われたら、できない。

年相応のチャレンジってのがあるみたいね。年を取ろうが、チャレンジはしていかなくてはいけないけど。

なんかふと、アパートのことが頭に浮かんで、書いてみた。

介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。