文章やnoteは右脳を使うとスラスラ書ける
エッセイやショートネタを書いていて、
何を・どこから書いたらいいか、悩むことってありますよね。
ぼくもですね、noteを書き始めた最初のころは、冒頭の1行を書くのに数十分かかって書いていました。
あなたは、
右脳を使って文章を書いていますか?
それとも左脳を使って文章を書いていますか?
たとえば、
議事録書く。
報告書を書く。
長文を要約する。
これらの文章は、左脳が働いていると思うんです。
記憶などを頼りに情報を整理して順序よく並べていく文章。いわゆる論理的思考を用いて書く文章です。
一方で右脳を働かせて書く文章っていうのは、
頭の中に映像があって、その映像を文章に変換していくと言いますか、
たとえば、東京という街、
頭の中で、東京の上空から高層ビルや人の波を見ているわけです。その視点からスーッとカメラがズームしていって、とある主人公にカメラのフォーカスが寄ります。
映画の冒頭のシーンなんかでも、まずは世界観を観客に知らせるために風景のシーンがあったりしますよね。そんなイメージ。
主人公にズームしたカメラは、次にヒロインへを移したり脇役にフォーカスが当たったり。はたまた場面転換をしたりします。これは執筆者が見せたい順序で構成していきます。
クライマックスで伏線回収するために、わざと見せておくシーンがあったり。
たとえば、ぼくの場合だと舞台は介護施設のデイサービス。
施設の外観からフォーカスしカメラは室内へ入ります。廊下を抜けてトイレへ。個室トイレにはおじいちゃんとぼくがいて。今まさに、ぼくはひざまずいておじいちゃんのリハビリパンツを下ろしているのです。
ぼくの前には、垂れ下がったイ○モツが…ここでやめておきましょう。
頭に映像が浮かんでいると、割と文章がサクサク書けてしまうのです。
あと、提案書なんかも右脳が働いているんじゃないかな。
クライアントへ「ちょっといい未来(ゴール地点)」を提示しておいて、その道筋を逆算思考で解説していくことは、頭の中に映像が浮かんでいた方が書きやすいのではないかと思います。
ぼくが右脳を使って書いているということではないのですが、
この「文章を書くときのカメラワーク」という考え方が、ものすごく分かりやすく腑に落ちたんですよね。
著者の古賀さんはあの有名な「嫌われる勇気」で有名なライターさんです。
この考え方に基づいて映画やアニメ・漫画・小説を観たり読んだりするようになって、受け取る側として、構成の面白さがちょっとずつわかるようになってきました。
noteで日記やエッセイを書いていて、
もっと書くことを楽しみたいと思っているなら、
読んでみることを、ぼくはオススメします。