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AIが奪うのは、仕事ではなく言論

正確には、言論からかな。ある種の目的が消え、それに関連した仕事がなくなる。

 世の中には、優れた文や本と称されるものがある。仮に、ジョブズ、ゲイツ、マスクの言葉とする。その一方で、最低がある。しかし、AIは、論理的であるがゆえに、最低は、切り捨てられる公算が大きい。従って、AIによって出力される物は、最上と平凡の中間であろう。即ち、平均以上。
(笑)のAI見解 ↓追記

ちょっと勘違いする人が出たらいけないので、念のため言わせてほしい。だからといって、AIのべりすとの受賞作は、平均以上の文章である、又は、連ねていると、俺は、言っていない。

「忘れないでください」と書いておきながら、私の方が書くのを忘れた。もうだめぽ。

属と評価の決定 = 言論が消える理由

平均以下は、切り捨てられると言ったが学問と論理に関する言論が消されるわけではない。なぜなら、学問と論理は、目的を達成するための前提だからだ。それを前提におくと、掲げた目的に役立つ行動を定めることが出来る。言い換えると、価値判断が可能になる。従って、ある目的において、それを達成する手助けをしない平均以下の言論は、消される。その目的において、言論を失った人間は、切り捨てられるので仕事を失う。
目的なしに言論が奪われるということは、あり得ないということだ。

属するとは ― 乗ずる

しかし、属からの解放であれ追放であれ、新たな目的に乗ずれば、即、属である。社会には、目的など無数にある。ただし、主義の元では、その目的は、すべてある主義に帰結する。

匿名性に利を見いだせた時、既に正気を失っている(精神性) ― 重要なのは、健康

こう言うと、匿名であることを利用して、他者を攻撃するつまらない人間を思い浮かべるかもしれない。しかし、必ずしも、これに利を見出す者の方が狂っているとは、限らない。例えば、北朝鮮、中国。単に学問と合理を従えて目的を果たそうとしているだけでは、健康か不健康か分からない。ゆえに精神性を考慮するだろうし、されるだろう。

根本的に言論を奪うことになる主義とその目的

それでは、目的とは、なんだろうか。

これは、単純な話だ。
裁判に勝てるのであれば、10億でも高くない。しかし、負けるのであれば、1億は、高すぎる。対立する言論が経済的な力によって支えられている場合、それらは、やがて衝突し、判決が下る。負の二乗は、正になるので一見すると正常に見えるわけだが、互いに足を引っ張っていたことが明らかになるというわけだ。

このことは、極端な例だが、中国とアメリカで表示される広告やサイトが全く違うことからも分かる。そして、そのどちらもが存在し、成長していることからもよくわかる。

こうして出来上がるのがフィルターバブル

主義下の目的であるから、「利用者が悪い」わけではない。まさに、バブルに閉じ込められている。つまり、所与である。どのプレーヤーも戦略を変更する誘因を持たない。それどころか、変わらないでいてほしいという思いがそこにあるし、変わりたくないという思いを強固にされる。

こうしてAIに奪われる ― 分析すべきは、バブルに閉じ込められている人ではない。

バブルに閉じ込められている人間は、動かないわけだから分析する価値がむしろない。気になるのは、閉じ込められやすいかどうかだけである。従って、何をやるにしても、迎合すべきは、主義下の目的である。つまり、バブルではなく、局所的にバブルを作って閉じ込めている側を一つ一つ分析することなのである。

私は、自分のことだけを考えていればいいから、自分を守る為だけに戦う。でも、私は、私のことを守りたい。

そして、すべての現実は、こういうことだよ。

その証拠に予言しよう。

noteに投稿した最初の記事から今までのものを読み返すと、私は、白ける。

「頭から物事白けて語りぬ」
「私は、自分のことだけを考えていればいいから、自分を守る為だけに戦う。でも、私は、私のことを守りたい」