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3行小説 第944回

「太陽ってなあに?」幼い声が問いかける。無垢な笑顔で。
とても大切で、暖かくて、かけがえのない存在をどう話せばいいのか。
二度と太陽の昇らない場所で、僕はただ小さな頭をなでた。

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