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3行小説 第899回

キミはいつも遠くを見ていた。懐かしそうに、少し微笑んで。
その瞳の先にあるものに、僕は嫉妬していたのかもしれない。
何を見ていたのか。その答えを知ることは、もう永遠に叶わない。

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