本が出ます。
8月22日に「ハヤカワ新書」から『かたちには理由がある』という本が出ます。早川書房がはじめて手がける新書の第三弾目です。
わたしも偶然「3冊目」。
実は、これまでに出た2冊も含めてみなスタートは「よーいどん」というかほとんど企画案をいただいた日にちには差異がなく、諸般事情によってほぼ10ヶ月のスパンが開きができましたが、結果的にはわたし個人も世間的にも「間隔が空いてよかった」と思っています。
ところで肝心の内容ですが、3冊目にしてやっと「なにしているか分からないおじさん」ではなくて「定職」があることが分かってもらえそうです。
いやずっと「定職感」はないのですが、そうこう言っているうちに世間の90パーセントのおじさんたちから定職感が無くなっているので、そう言った意味では「ふつうの感覚」に戻ったのかもしれません。
余談ですが、わたしは夏休みやゴールデンウィークが苦手です。ずっと事務所で働いているのに身体と頭が勝手に『みんなが休んでいる時にもせっせと働いている働き者」と勘違いするからです。
そんな話もさておいて「多少は」面白い本になったかなと思っています。内容が自慢話に響かない事を祈るばかりです。(ライターの納富さんのおチカラがなければ実現しなかった事を追記しておきます)
2023年8月3日 秋田道夫