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ナイツが教えてくれた(?)「弱み」を独自価値に変える方法②

こんにちは、
言語化コンサルタントの鯨井いづみです🐳

前回の続きです。

2 弱みを楽しみまくっているナイツのケース


「弱み=やらない方がいいこと、
 やっちゃダメなこと」


そう自分が無意識に定義づけしていたら、
行動にブレーキがかかるのは当たり前ですよね。


ところが、

ハタから見たら弱みに見えることを
仕事に生かして

まさに
「独自価値」にできちゃてる人たちって
たくさんいるんですよね!


鯨井がその代表選手と思っているのが
漫才師のナイツの塙さん。

(あ、鯨井は
 プロフィールにも書いちゃうぐらい
 お笑い好きですw)

ヤホー漫才で一世を風靡(?)した方ですが、
最近素人の方を集めて
劇団を立ち上げたそうです。

その名は・・・

「劇団スティック」



劇団員の条件は・・・

「セリフが棒読みであること!」


つまり、一般的に
「お芝居がうまい」

という人は、入れません(笑)


この劇団を作る
きっかけの話が面白いんです。


塙さんは以前
自身にドラマ出演の話が来た時、

芸人で役者をしている人もたくさんいるから
自分も演技ができるだろうと思って
オファーを快諾。


ところが!

いざ出演したドラマが放映されると

「演技が下手」「棒読みだ」

とネットで話題に!


凡人(?)の感覚だと

「演技がヘタだと言われるなら、
もう演技する仕事はやめよう・・・」

となりがちですが、
塙さんが思ったのは・・・


「棒読みって味があるともいえる、

 棒読みの人だってだって
 演技していいんじゃないか?


だったそうです。


そして、

棒読みの役者=棒役者
とネーミングして、

棒読みでも演技したいという人を募り、

唯一無二の役者集団
「劇団スティック」を結成!

(棒読みだからスティックw)



旗揚げ公演も行い、
劇団には

「これ以上うまくならないでくれ!」

というファンの声が
集まっているそうですw


この話・・・

聞いてるだけも
楽しくなってきませんか?


塙さんが

「棒読み」=面白い、味がある

という価値の卵に気づき、


「棒読みの人だけの劇団」
「棒役者」

という新しい
エンターテイメント(?)の
ポジションを作ったんですね。



これは、ビジネス的にみると、

劇団員の人に
個性を発揮する場を提供し、

やっている人にも
みている人にも
Win-Winな
すごく素敵なモデル!



結果、彼自身の芸人としての独自価値を
さらに高めることにもなりました。



こうなると、
「棒読み」は
素晴らしい「強み」ですよね!

(続く)




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