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会話が苦手な私は、フランスパンの筆箱でアメリカ人の友達を作った

[読了目安: 2分]

会話を始めるのが苦手な人。

何か無難な質問をするまでは良いものの、そのあとの会話の続け方がわからず沈黙になってしまう人。

…私です。


そんな私がこだわりを持って使い続けているのが
フランスパン型の筆箱。(ドン・キホーテで買いました)

まさかこの筆箱が、留学先のアメリカに持ってきて一番役立ったものになるとは思っていませんでした。


この筆箱は、私が最初に挙げたような、コミュニケーションの悩みを2つの方法で解決してくれます。

①みんなが話しかけてくれる

こんなにインパクトがある筆箱は、なかなかありません。

そのおかげで、隣の人、知り合ったばかりの人が、「それ筆箱?美味しそうだね。」と話しかけてくれることがよくあります。

「授業中にパンを持ち込まないで(笑)」と、ジョークを飛ばしてくる人にまで出会える場合もあります。

つまり、自分から会話を始める前に、向こうから話しかけてくれるのです。


②話題を自分が好きなものにできる

初対面の際に話す内容は、決まって表面的な話です。

そして、仕事や大学、趣味などの情報に加えて、「好きなもの」の話も定番。

定番どころか、初対面の相手でもプライベートに踏み込みすぎる心配がない、魔法の話題です。

さらに、

-毎回決まった話の流れになるので、会話のパターンに慣れる

-自分のことを印象付けることができる

という利点もあります。


私の場合は、

フランスパンの筆箱で会話が始まる→料理が好きと説明する→得意料理を聞かれる→日本食と答える→お寿司の話になる…

というのがお決まりのパターン。

このように会話のパターンが固まるので、答え方のバリエーションを準備することができ、会話を続けるのも簡単になります。


好きなものをアピールすれば、会話はグンと楽になる

どこまで自分の話をして良いのか、どこまで相手に踏み込んで良いのか。

どうやって1つの話題を膨らませれば良いのか。

これらの疑問の答えを見つけ、初対面の人と話すのが得意です!と言えるようになるためには、少なくとも私は、たくさんの練習が必要でしょう。


でも、たまたま講義やイベントで隣に座った人との数分の会話。

それくらいなら、物に頼って解決できそうです。

苦手なものは苦手なので、無理に頑張って得意にする必要もない。

苦手なものは、少しでも楽に、必要最低限な分だけはこなせるように、ぜひフランスパンに頼ってみてください。

国籍さえ、越えてくれます。

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