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ドラマ『ひだまりが聴こえる』雑感

テレビ東京ドラマ『ひだまりが聴こえる』を観終えての雑感です。


太一の魅力

明るい
人懐っこい
元気
真っ直ぐ
顔がいい
目が綺麗
フォルムがいい
ファッションがいい
小柄
動きがいい
思いやりがある
詮索しない
自分の頭で考える
よく働く
よく食べる
美味しそうに食べる
「いっただっきまーす!」
人が傷付くのが嫌
優しい
奥手


航平の魅力

品がある
落ち着いている
頭よさそう
優しい
思いやりがある
我慢強い
憂いがある
背が高い
スタイルがいい
運動神経がいい
顔がいい
モテる
笑顔
エクボ
笑いジワ
太一のことが好きすぎる
太一と一緒の時が可愛いすぎる
女子か!?
ギャップが尋常でない
ハグが上手


脇役の魅力

ヨコ=チャラそうで実は情に厚い
ヤス=よく気が付く密かにモテるタイプ
美穂ちゃん=素直
マヤ=3人目の主役、好みが独特
母さん=ちょっと天然
じいちゃん=がらっぱち、大切な教え
店長=アルバイトにも優しい
犀さん=偉ぶらない、実はやり手っぽい
千葉さん=イケメン、無愛想だが仕事は出来る、実は面倒見がいい


BLドラマ?

原作のことを全く知らない状態でこのドラマを観た。

太一と航平のやり取りが微笑ましく、2人一緒のシーンを毎回楽しみにしていたが、正直、「BLじゃなくて親友の設定でも良いのでは?」と思っていた。

実際、第3話までは友情ドラマとして十分成立していた。

その後、航平の恋心は加速するが、太一は友情の延長のように見えた。

しかし、最終回で太一も航平のことが好きだと伝える。

そのシーンを観ながら、「本当に太一は航平と同じ気持ちなのだろうか?」と、しっくり来ない自分が居た。

ここに至るまでに、航平の恋心を表すシーンはたくさんあったが、太一の方はなかった。

ただ、太一にとって航平が「大切な人」であることは存分に描かれていた。

「大切な人」は恋人でなくちゃいけないのか? 友達じゃダメなのか?

なぜそんなに引っ掛かるかと言うと、太一があまりにもピュアすぎて、色恋が想像出来なかったのだ。

……いや、私が想像したくなかっただけなのかもしれない。

誰に対しても平等に優しい太一の姿に、恋愛ではなく慈愛を見ていた。ドラマの太一に、たぶん私も癒されていた。

しかし、太一は仏様ではないのだ。それこそ「買いかぶって(第11話参照)」しまったようだ(ゴメン、太一)。

ラストの屋上でのやり取りは恋人同士そのもので、特に航平の“デレ”は最高だった。

この幸せ満開の航平に対して、太一の気持ちがこの期に及んで「友達以上・恋人未満」なんてことはあり得ないわけで。

2人はちゃんと両想いだった。