先生向け難聴講座を小学校でやってきました!
みなさん、こんにちは!
岩尾です。
本日、小学校で、先生向けに難聴講座をやってきました!
これらについてお話してきました。
子どもたちにもやりました難聴の人の聞こえ方の疑似体験である難聴クイズもやりましたし、もちろん!われらが「なんちょうなんなん」も見てもらいました!
先生方、本当によくうなずきながら聞いてくれるので、ついつい時間をオーバーしてしまいました。
すいません、言い訳です(笑)
感想を読むと、本当に嬉しかったですね・・・!
本当お話できてよかった!と思いました。
難聴児に直接関わらない先生たちも、自分事として学んでくれました。
特にプラス1コミュニケーションは、非常に好評で、
「これは、難聴児ではなくても他の子どもたちにもすごくいいので使っていきたい」
と言ってくれる先生が多かったです。
また、この話を聞いて、難聴児へではないけど、普段の聞こえる子どもたちへの関わり方に思いを馳せてくれて、自分自身を見つめ直してくれているご意見もいただきました。
これは本当に嬉しいですね。
これが自分事として考えるということですね。
僕は、難聴の啓発をしていますが、実は、自分事として捉えてもらうことに重きを置いていませんでした。
もちろん、理論的には、自分事として捉えてくれれば理解は拡がるということはわかります。
でも、難聴の子を受け持った先生、難聴の子と同じクラスの人など、直接的な関りがないと、自分事として捉えるって、ものすごく難しいと思っています。
現に、世の中の課題全てを自分事として捉えていたら、おそらく精神がつぶれてしまいます。
だから、自分の中に何かひっかかるものとか、直接関係するものなど以外は、自分事としては捉えられないと思っています。
なので、自分事として捉えなくても、難聴のことをわかってもらう方法を考えてお伝えしていました。
もちろん、これはこれからもずっと考えながらやっていくわけで、完璧な方法など見つけられてませんが、こういう考え方で僕は啓発をしています。
でも、そんな中で、自分事として捉えてもらえたことを見て、また1つヒントをもらった気がしました。
実際に同じ学校に難聴児がいるという状態ではありますので、少しは自分事として捉えやすいというのはあるかもしれませんが、今回は僕自身、大きな気づきをいただきました。
1つは、「誰にとってもいいことなんだよ」というメッセージは、自分事として捉えやすいということですね。
この、誰にとってもいいことというのも、少し思うことがありまして(笑)
難聴の子が実際に困っているので、こうやってもらえませんか?
というストレートなお願いだけではだめなのか?
他の人にもいいことなんだよと言わなければ、やってもらえないのか?
みたいなところがありまして(笑)、ちょっと僕自身は、モヤモヤしていたのですが・・・(笑)
なるほど。
自分事として捉えやすくなるので、そのためにこういう視点を紹介することはまさに自然な流れだと腑に落ちました。
今後、理解してもらうための伝え方なども、もっといい方向にもっていけそうだなと感じています!
しかし、この小学校は、本当にいいなと心から思います!
これだけ考えてもらっているので、絶対に難聴児にとって過ごしやすい環境になっていくはずですし、難聴児だけでなく、他の特別なニーズを必要とする子たちへも、やさしく接することができる子どもたちが育ってくるはずです。
こういう小学校ばかりだったらどんなにいいか!(笑)
そして、そういう子たちが大人になれば、多様な人たちと一緒に、仕事も楽しくやっていくことができるようになるはずです。
生活も楽しくやっていくことができるようになるはずです。
感想抜粋を挙げておきます↓
こういう小学校をもっともっと増やしていき、そういう地域がもっともっと増えていけば、本当に住みやすい社会になりますよね。
そこを目指してかけはしはコツコツと頑張ります!
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