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2021年度を振り返って ver.2 &新年度のご挨拶
1年間、インターン生としてことばのほぼ全ての事業を運営し、全力で駆け抜けてきたメンバーの、年度末の振り返りコメントを紹介しています。
ver.2では2名のインターン生と、4月から新たにインターン生に加わるメンバーからもメッセージをもらいました!ぜひご覧ください。
●冨山浩恵(かずひこ)
かずひこは初の地方在住メンバーであるとともに、初の「活動対象地域の元児童」のインターン生でした。2021年度は、岩手県出身である彼女の想いや考えを全面に発揮して、北海道からオンラインで活動を運営してくれていました。新4年生で、2022年度は学業に専念します。
何よりも正直で飾らないコミュニケーションに魅力があり、どんな相手にも真っ直ぐに向き合う彼女。自分の苦手分野にも誠心誠意向き合い、ボランティアから慕われる存在でしたが、今はどんな想いを胸に持っているのでしょうか。
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今年度は僕らの出張!ミライ会議の担当として、SNSチームとイベントチームを統括していました。僕ミラはボランティアリーダーを置いていたため、彼女たちに基本的な運営を委託し、私はボランティア募集・関係団体とのやりとり・研修などを通じ事業全体が円滑に回るようサポートしました。
特に頑張ったことは、ボランティアが最大限力を発揮できるような環境を整えることです。途中実習があったため、席を空けることもありましたが、極力会議に出席して一緒に考えるなどサポートしました。パソコン操作が苦手でしたし、代表して人前で話すことも初めはとても緊張してしまいましたが、事前に話すことを決め何度も練習するなど工夫してきました。
ただ、任期の途中で自分の意思が揺らいでしまったり、自分に自信が持てなくなったりして、持ち前の思い切りの良さを発揮しきれなかったことが悔しかったです。気持ちの弱さを表出することは周りに悪い影響をもたらすのではないかと考えてしまいましたが、もっと己を開示して協力し合えるようなメンバーでありたかったです。
来年度はことばの活動を離れて、学問に専念します。まだ明確な展望はありませんが、ことばで活動した1人の人間として、VISIONを胸にどんな人でも自分の意思で自分らしい生き方を選択できる社会づくりに貢献し続けていきたいです。
●佐可野瞬大(しゅんた)
しゅんたは2022年度に4年生となり、また1年、ことばインターン生として活躍してくれます!
かずひこに続き2人目の岩手県出身のしゅんたは、何度もメディアで紹介しているように「僕らの夏休みProject」1年目に参加してくれた元児童。山形県の大学に通っており完全にオンラインでの活動参加となりましたが、SNSを通じた精力的な活動で、ことばの考え方を多くの人に伝えてくれました。
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2021年度は広報・ファンドレイジングのインターン生として日々の活動報告やイベント募集・宣伝を行いました。また、サポーター募集やYoutube番組「ことばのじかん」を任され、企画から動画編集、発信まで経験させてもらったりと様々なことを経験した1年間でした。
特に頑張ったのは「ことばのじかん」です。1人で全ての工程を担当するのは初めてで、がむしゃらに突き進んできた感覚でした。若い世代に生き方の幅広さを知ってもらい『こんな大人になりたい』と思う糸口を作ることを目指し、常に「自分の作品ではなく、ことばの作品である」という意識を持っていました。このコンテンツを世の中に発信することでことばや社会がどうなって欲しいかを第一に活動しました。
インターンを通して感じたのは、「自分を成長させるにはとにかく経験を積むことが大事」ということです。大学生でありながらもことばの人間として社会人の方々と関わったことで得られたものは多くありました。特に『わからないことをただ聞くのではなく、課題を読み取り自分なりの解決策を導き出した上で相手の意見を聞く』という質問のしかたは、社会に出る経験をしたからこその発見でした。
悔しかったのは、サポーター募集の際、目標金額や人数を達成することができなかったことです。ことばや僕夏の良さは十分知っているはずなのに、自分の力不足でそれを共感してもらえるだけのことができなかったことは、悔しい気持ちでいっぱいです。
2021年度の活動を通して、自分の生き方はどうあるべきかを考える機会が増えました。ことばのじかんを通して、キャリア教育に興味を持ち始め、それが大学の卒業研究のテーマにもなりました。僕自身もことばのvisionに共感しているし、そんな社会にしていきたいと本気で思っています。2年目は自分が少しでもことばに良い影響を与えられるよう頑張っていきたいです!
●白石真友香(まどちゃん)
最後は新メンバーの紹介です!
上智大学新4年生のまどちゃんは、2021年度に「僕らのまなびば」のボランティアとして活動したことがきっかけでインターン生としても参加することを決意。
生きづらさやマイノリティの課題を払拭したいと考える彼女の熱意は、子どもたちへの物腰の柔らかい対応からも垣間見ることができます。
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上智大学4年の白石真友香です!2022年度からインターン生として参加させていただきます。
ことばに興味を持ったのは「僕らのまなびば」がきっかけでした。元々外国人児童の学習支援ボランティアに参加していたこともあり、ボランティアとして参加後、インターン生として参加することになりました。
現時点での興味関心としては、地域格差、外国人児童の教育、マイノリティなどですが、僕らの夏休みProjectを含めて、ことばの様々な活動に積極的に参加したいと考えております。宜しくお願い致します!
●新年度のご挨拶
いかがでしたでしょうか??
これを読んでいるみなさんの中には、2021年度には様々な困難や壁にぶつかりながらも、きっと懸命に「自分の人生のデザイン」をしていたという方も多いのではないでしょうか。
私たちことばも12年目の活動を迎えますが、ここに登場してくれたインターン生たちのように、活動を通して自分の人生を振り返り、笑顔で過ごせる未来を掴み取ろうとする人たちのことをまだまだサポートして参ります。
2022年度のことばも、どうぞ応援よろしくお願いいたします!!!