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何度でも会いたい!ファンタージェンの住人たち 映画録#01
子どものころに、出会わせてくれてほんとにありがとう、と親に言いたい映画が何本かある。そのうちの1本が、
「ネバーエンディングストーリー」
妹と、なにが嬉しかったのか、「ネバエンディンストーぅおリーーー おぉおーおぉおーおぉおー」と連呼したものだ。
大人になっても何度も観たくなる、あのファンタージェンの住人たちが大好きだ。
登場シーンが衝撃すぎるロックバイター。鼻の下のふぐりがキュートなカタツムリに乗るティーニーウィニー、真正面の顔が愉快過ぎるナイトボブとコウモリ。
モーラのくしゃみでアトレイユがぶっ飛んだときはほんとに驚いた。
何よりファルコンのあのつぶらな瞳と鼻の下のもふもふ、豊かな表情には恋をしてしまったほどだ。
今でも男性の理想の顔は初代ファルコンだ。ちなみに、ファルコンはネバーエンディングストーリーⅡで少し顔が変わり、Ⅲではほぼ原型をとどめていなかったことにはとても戸惑った。
とはいえ、80年代のクオリティならではのぎこちなさ感は、とってもたまらない。
全てのキャラクターがなんだかこそばくて、ムズムズする。フガフガする。抜け感がある。キモかわいい・・・?
どの表現が正しいのか、さっぱりわからないのだが、たまらないのだ。
ストーリーはいたってシンプルな勧善懲悪、お前の勇気が世界を救う、といった感じ。
それが余計に何度でも安心して観ることができる。
人間役のバスチアン、アトレイユ、幼心の君も、なんとも良く揃いましたね、と感心する美男美女ばかり。
目に優しい、美しくゆるいキャラたち。耳に残る音楽や、登場人物の叫び。ファルコンのもふもふ、アトレイユが助けてもらった小人の夫婦の奥さんが作ってくれていたごちそうだったか、怪しげなスープだったか、ちょっとここは曖昧だが。。。これを4D化したら、五感の全てを完璧に刺激できる映画なのではないだろうか、と期待している。
あの"むずむずさ"を味わいたくて何度でも観てしまう、ネバーエンディングストーリー。
時間も94分と、お気軽に観れちゃいますよ。
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