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アニメの原作小説
斎藤 惇夫 著『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』
はアニメ「ガンバの冒険」の原作です。岡田斗司夫氏の動画でこの原作を知りました。アニメの第1話~第3話は動画で観られます。岡田氏はアニメをすこぶる評価していて一気見を薦めています。その岡田氏が原作もたいへん良かったと言うので読んでみたのです。
アニメと原作の設定は異なりますが、助けを求めに来た忠太、白イタチから救うために島 (ノロイ島、夢見が島) に向かうガンバたちという流れは保たれています。大きく異なるのは、忠太とともに島に向かうドブネズミはアニメでは6匹ですが、原作では14匹です。
原作は、あまり外に出ずに狭い床下収納庫で大冒険を夢見ているガンバをマンプク (ボーボ) が港で開かれるパーティに連れ出すところから始まります。この『冒険者たち』は、『グリックの冒険』の脇役であったガンバを主人公にした話を書いて欲しいという子供たちからの要望で生まれたものだそうです。その当時の子供たち (現在65歳前後) はドブネズミのガンバに夢と希望をみたのだと思います。
もう一冊、紹介します。
H.H.マロ著『家なき娘』
はアニメ「ペリーヌ物語」の原作です。
2022年のちょうど今頃は、YouTubeでアニメ「ペリーヌ物語」がシリーズ全作視聴できました。このときに原作小説を知りました。やはり設定は異なりましたが、アニメも小説もどちらもそれぞれ良い作品です。
アニメで特に優れていたと思うのは、池のほとりの狩猟小屋での生活シーンとオーレリィの正体がペリーヌと判明したしたシーンです。
アニメ版を知っているなら、原作もたのしんでみてください。▢
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