1-11.いまさらきけない整数(プラス・マイナス)の割り算
まず、割り算というのはどのように習ったか覚えていますか。
割り算を使うときをきいているのではなく、単に計算方法です。例えば、
28÷7を計算するとき、習いたての頃はこのようにしていたと思います。
7×1=7,7×2=14,7×3=21,7×4=28.だから、4.
というようにです。つまり、7×▢=28 に当てはまる▢を求めていたのです。思い出してもらったところで、本題に入ります。
28÷(-4) を求めるには、(-4)×▢=28 に当てはまる▢を求めればいいので、-7 となります。なぜなら、マイナス×?=プラスを考えると、?はマイナス。次に、数の部分を考えて7。だから、-7としたのです。
同じ考え方をすると、(-28)÷4=-7、(-28)÷(-4)=7となります。
もう、気づいたかもしれませんが、符号の規則は「×」と「÷」の違いだけで同じです。こういういい方もできます。
「掛け算と割り算は逆演算の関係にある」から、符号の関係は同じ。
この逆演算の関係というのは、こういうことです:〇×△=▢ において
〇または△を求めるには、▢を△または〇で割ることで求められる、です。
練習してみましょう。答えは、ちょっとだけ下にあります。
① 5×8 ② 9×(-3) ③ (-6)×4 ④ (-7)×(-2)
⑤ 45÷9 ⑥ 14÷(-7) ⑦ (-9)÷3 ⑧ (-42)÷(-6)
答え①40 ②-27 ③-24 ④14 ⑤5 ⑥-2 ⑦-3 ⑧7
きちんと問題をみて解けましたか。掛け算・割り算はこれで終りです。▢
解説動画です。(2021/2/4 6:03以降に視聴できます)